キヤノンITソリューションズは、総合セキュリティソフト「ESET Smart Security V4.0」とウイルス・スパイウェア対策ソフト「ESET NOD32アンチウイルス V4.0」を6月12日に発売する。
両製品の最新版では、リムーバブルメディアへのアクセスを許可・拒否する機能を搭載し、USBメモリなどからのウイルス感染対策を強化した。また、スキャン時間を短縮するために、2回目以降のスキャン実施時は、更新したファイルのみをスキャン対象とする機能を備えた。
新機能としてはこのほか、CDやUSBメモリからブート起動を行い、ウイルスの検査や駆除を行えるようになった。これにより、万が一コンピュータがウイルス被害にあった場合でも、事前に作成したレスキューCDを用いることで、ウイルス駆除が容易に行えるとしている。
ESET Smart Security V4.0は、ウイルス・スパイウェア対策、フィッシング対策、不正侵入対策、迷惑メール対策を行う総合セキュリティソフト。ESET NOD32アンチウイルス V4.0は、ESET Smart Security V4.0の下位製品で、ウイルス・スパイウェア対策とフィッシング対策の機能のみを搭載する。
ESET Smart Security V4.0の価格はパッケージ版が7140円、ダウンロード版が4200円。対応OSはWindows Vista/XP。ESET NOD32アンチウイルス V4.0の価格はパッケージ版が5040円、ダウンロード版が3360円。対応OSはWindows Vista/XP/2000。PC2台用のライセンスが1台分の価格で購入できる「ESET Smart Security V4.0 限定2ユーザー版」も限定で1万本販売する。
また、最新版の販売開始に先立ち、モニターキャンペーンを5月13日から実施する。キャンペーンでは、8月31日まで利用可能な「ESET Smart Security V4.0」と「ESET NOD32アンチウイルス V4.0」の体験版が無料でダウンロードできる。さらに、6月30日までに評価レポートを提出したユーザーの中から抽選で50名に、1年間利用できるシリアル番号をプレゼントする。
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■URL
ニュースリリース
http://www.canon-its.co.jp/company/news/20090512eset.html
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( 増田 覚 )
2009/05/12 15:09
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