NTT Comの国際IPバックボーン、日米間を400Gbpsに増速

　NTTコミュニケーションズ株式会社（NTT Com）は13日、「グローバルIPネットワークサービス」で提供している国際IPバックボーンのうち、日米間回線の容量を400Gbpsに増速したと発表した。

　同サービスは1997年に日米間容量45Mbpsで提供を開始。2000年には1Gbps化するなど段階的に大容量化を進めており、2007年には100Gbps化を達成。直近では2010年1月に300Gbps化していたが、約1年でさらに100Gbps増速された。

　NTT Comでは大容量化の背景として、クラウドコンピューティングの浸透、スマートフォン・タブレット型端末の増加、音楽や動画配信の一般化、SNSの普及などを指摘。その上で「今後もインターネット上のデータを世界中に高速かつ安定的に配信するため、ネットワークの容量拡大に努める」としている。