電子新聞「朝日新聞デジタル」のiPhone向けアプリが登場
朝日新聞社は15日、朝日新聞の電子版「朝日新聞デジタル」閲覧用アプリとして新たにiPhone版をリリースした。App Storeから無料でダウンロードできるが、朝日新聞デジタルの利用料が別途必要。価格は「デジタルコース」が月額3800円。紙版朝日新聞の宅配購読者向けには、毎月1000円の追加料金で電子版を同時に読める「ダブルコース」も提供している。
「朝日新聞 for iPhone」の表示イメージ | 個別記事の表示画面 |
朝日新聞デジタルはこれまで、iPad、Android、PC(ブラウザー)にのみ対応していたが、今回iPhone版アプリが提供されたことで、iPhoneおよびiPod touchからも電子版紙面が閲覧できるようになった。
アプリの名称は「朝日新聞 for iPhone」で、すでにApp Storeにて公開中。画面デザインは「(紙の)新聞の質感を意識した」としているが、文字の拡大や縮小は可能。写真や動画ニュースを横画面で見ることもできる。
また、ダウンロード機能が搭載されている。気になる記事をあらかじめ手動ダウンロードしておくことで、電波の届かない地下などでも紙面を読むことができる。好みのジャンルやキーワードでニュースをまとめておける「MY朝日新聞」機能も、iPad版と同様に利用可能。
なお、14日にはAndroid版アプリのバージョンアップが行われている。「朝刊」「You刊」の内容を朝6時、夕方18時をめどにそれぞれ自動でダウンロードする機能が利用可能になった。また、最新ニュースをAndroidの通知バーなどに表示する「超速報」にも対応した。
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(森田 秀一)
2011/7/15 16:49
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