au、スマートフォンの新モデル5機種を発表、全機種がAndroid 4.0採用


 KDDI株式会社と沖縄セルラー電話株式会社は15日、auのスマートフォンの新ラインナップ5機種を発表した。新機種は全モデルがOSにAndroid 4.0を採用し、赤外線通信やワンセグ、おサイフケータイ、キャリアメール(~@ezweb.ne.jp)、防水、防塵に対応する。各機種は5月下旬以降、順次発売する。

auのスマートフォン新モデル

 新モデルのうち、「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」「ARROWS Z ISW13F」「URBANO PROGRESSO」の3機種はWiMAXを搭載し、Wi-Fiテザリングにも対応する「+WiMAX」モデルとなる。

 「AQUOS PHONE SERIE ISW16SH」は、約4.6インチ液晶ディスプレイ(1280×720ドット)を搭載するシャープ製のスマートフォン。FeliCaに加えてNFCも搭載し、NFC機器間のデータ転送機能「AndroidBeam」にも対応する。本体サイズは約66×126×11.2mm。重量は約136g。

 「ARROWS Z ISW13F」は、CPUにauスマートフォンで初のクアッドコアとなるNVIDIA Tegra 3を搭載し、約4.6インチ液晶ディスプレイ(1280×720ドット)を搭載する富士通モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン。クアッドコアCPUに加えて省電力で動作する5つ目のコアも搭載し、処理に応じて最適なCPUを稼働させることで低消費電力を実現する。本体サイズは約67×135×10.6mm。重量は約145g。

「URBANO PROGRESSO」は、約4.0インチ有機ELディスプレイ(800×480ドット)を搭載する京セラ製スマートフォン。雑踏の中でも音を聞きやすい「スマートソニックレシーバー」や、相手の声の速度を落として聞きやすくする「ゆっくり通話」機能、通話相手に声を聞こえやすくする「ノイズキャンセル」機能を搭載する。本体サイズは約64×125×10.8mm。重量は約139g。

 WiMAX非対応のモデルは、「AQUOS PHONE SL IS15SH」「AQUOS PHONE CL IS17SH」の2機種。

 「AQUOS PHONE SL IS15SH」は、約3.7インチ液晶ディスプレイ(960×540ドット)に、スライド収納式のテンキーとカーソルキーを備えるシャープ製スマートフォン。本体サイズは約58×121×14.9mm。重量は約152g。

 「AQUOS PHONE CL IS17SH」は、約4.2インチ液晶ディスプレイ(960×540ドット)に加えて、常時表示が可能な約2.1インチのメモリー液晶を搭載するシャープ製スマートフォン。メイン液晶の下部にメモリー液晶がサブディスプレイとして配置され、メイン液晶が消灯時にも、時計や着信の有無、メール受信などを確認できる。本体サイズは約65×132×8.9mm。重量は約132g。

 また、新たなタブレット端末として、東芝製のAndroidタブレット「REGZA Tablet AT500」を6月下旬に発売する。3G通信には対応しないWi-Fiモデルだが、月額390円で500本以上の人気アプリが取り放題になる「auスマートパス」に対応する。OSはAndroid 4.0、ディスプレイは約10.1型液晶(1280×800ドット)、CPUはNVIDIA Tegra 3(1.3GHz)を搭載する。


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(三柳 英樹)

2012/5/15 14:27