ディスプレイからのブルーライトをカットするメガネ、エレコムでも発売


 エレコム株式会社は23日、「ブルーライトカットメガネ」4シリーズ/全20モデルを11月中旬に発売すると発表した。価格はオープンプライス。

 スクエアタイプ、オーバルタイプ、ラージスクエアタイプ、ワイドスクエアタイプの4種類があり、それぞれカラーバリエーションがある。国内産メガネの9割を生産するという福井県鯖江市で企画・デザインし、洗練されたモデルに仕上がっているとしている。フレームには、軽量弾力素材「TR-90」を使用。レンズには高精度ナイロンレンズを採用し、ブルーライトカット率が約50%、紫外線透過率が1.0%以下、可視光線透過率が85%。

スクエアタイプ

オーバルタイプ

ラージスクエアタイプ

ワイドスクエアタイプ

 ブルーライトとは、可視光線の中で最もエネルギーが強く、直進する性質を持つ380~495nmの波長の光。角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達し、網膜の機能低下を引き起こす場合があると言われている。自然光にも含まれるが、LED液晶ディスプレイが発する光の中にも含まれており、これに長時間さらされると眼精疲労やドライアイなどの症状を引き起こす恐れが指摘されている。最近はメガネメーカー/量販店などがPCユーザーをターゲットにしたブルーライトカットメガネ製品を販売しているほか、エレコムでもディスプレイ保護フィルムにブルーライトカット機能を持たせた製品を投入していた。


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(永沢 茂)

2012/10/23 17:11