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ドスパラの通販サイトに不正アクセス、顧客情報を閲覧された可能性

 株式会社ドスパラは21日、同社の通販サイトが不正アクセスを受け、一部顧客の登録情報が閲覧された可能性があると発表した。

 11月2日以前に登録された情報のうち、2926件の顧客情報が漏えいした可能性があるという。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、ログインパスワードを不正に閲覧された可能性がある。なお、クレジットカード情報については漏えいの可能性はないとしているほか、会員ポイントの不正利用や不正注文の履歴はないとしている。

 ドスパラでは、該当者に対し、メールや電話、郵便などで連絡するとともに、会員ログイン画面において不正閲覧された可能性があることを表示している。会員ログイン画面でその表示が無い場合は、不正閲覧された可能性はないという。

 11月27日に外部からの不正なアクセスと思われる痕跡を確認したのを受けて、不正アクセス対策室を設置して調査を開始するとともに、株式会社ラックに調査を依頼。12月20日、ラックからの最終報告書により、情報漏えいが発生した可能性のある範囲を特定した。

(永沢 茂)