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LINEが2014年1~3月の業績開示、売上は前年比223%増の180億円

 LINE株式会社は8日、2014年第1四半期(1月~3月)の業績を公開した。売上高は前四半期比14%増の180億円で、前年同期比では223%増。LINE PLUSやデータホテルなどの子会社の売上を含めた連結業績で、売上高以外は公表していない。

 基幹事業となるLINE事業の売上額は前四半期比19%増の146億円で、前年同期比では223%増。LINEの利用者数は2014年4月1日に4億人を突破し、現在4億2000万人のユーザーが利用。東南アジアやスペインなどユーザー数が多い国・地域に加え、南米では現地企業との共同マーケティングやテレビCM放映などにより、チリ、ベネズエラなどでも新規ユーザーが増加しているという。

 ゲーム事業やスタンプ事業、広告事業などでも海外展開を進めており、ゲーム事業では現在提供しているゲームタイトルでタイや台湾などに言語対応を拡大。スタンプ事業では現地の人気キャラクターを起用したスタンプの提供が、イタリアやフランスでLINEの利用者増に寄与したという。

LINE事業の業績推移

(三柳 英樹)