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ヤフー、「Yahoo!ショッピング」出店者向け広告サービスを8月末開始

 ヤフー株式会社は6日、「Yahoo!ショッピング」の出店者向けにカスタマイズしたクリック課金型広告サービス「Yahoo!プロモーション広告」を提供すると発表した。サービスの利用はYahoo!ショッピングに出店していることが条件で、サービス申し込みは8月末受付開始予定。

 Yahoo!プロモーション広告は、検索結果に広告が表示される「スポンサードサーチ」と、「Yahoo!ニュース」や「ヤフオク!」などのコンテンツページに広告を表示する「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」を総称したクリック課金型の広告サービス。新たに開始する広告サービスでは、Yahoo!ショッピングの出店者が運用型広告を効果的に運用してストアの集客力を高めることを目的として、従来の「Yahoo!プロモーション広告」をカスタマイズして提供する。

 カスタマイズ内容としては、インターネット広告の効果を測るためのコンバージョンタグ、リターゲティングタグ、アクセス解析タグが「Yahoo!ショッピング」のサイト内に標準設定されているため、簡単にタグを使った広告が運用できる。

 また、Yahoo!ショッピングの約1億のリーチを利用したリターゲティング(再訪を促す広告)が可能で、訪問者が少ないストアでも開店当初から大規模な対象にリターゲティング広告を配信し、一度サイトを閲覧したことのあるユーザーに再アプローチできる。Yahoo!ショッピングサイト内の閲覧データや各カテゴリーのアクセス歴なども利用できるため、過去の閲覧履歴を判別した広告掲載や、商材に合わせたターゲティングが行える。

(三柳 英樹)