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ヤフーもGoogleもFC2も……日本の上位10サイト、PCからの利用者数が軒並み2けた減
(2014/12/16 20:11)
ニールセン株式会社は16日、日本におけるインターネットサービス利用者数ランキングを発表した。集計は、PCからのアクセスは日本全国4万人以上のオンライン視聴パネルを有する「Nielsen NetView」、スマートフォンからは日本全国4000人の調査協力モニターから得られたアクセスログをもとにしている。
PCからのインターネットサービス利用者数は、2014年1~10月までの月間平均で約5207万人。前年比で8%減少した。サービス別では、1位のヤフーが約4099万人(前年比12%減)、2位のGoogleが約2772万人(同17%減)、3位のFC2が約2245万人(同19%減)。
このほか、YouTube(4位、約2222万人)、楽天(6位、約2152万人)、Amazon(7位、約2016万人)など、2013年の時点ではPCからの利用者数を維持していたサービスも、今年はPCからの利用者数が大きく減少。ランキング上位10サービスすべてで2けた減となっている。
一方、スマートフォンからのインターネットサービス利用者数(ウェブ+アプリ)は、2014年4~10月までの月間平均で約4262万人となり、2013年10月の時点から約900万人(34%)増加した。サービス別では、1位のGoogleが約4127万人(前年比33%増)、2位のヤフーが3875万人(同35%増)、3位のLINEが3210万人(同45%増)と続いている。
スマートフォンアプリの利用者数も、アプリ全体で月間平均4188万人と、前年比32%の増加。サービス別では、1位のLINEが3090万人と、前年から1000万人(46%)増加した。続いて、2位のGoogle Playが2239万人(前年比19%増)、3位のYouTubeが2133万人(同31%増)となった。
【お詫びと訂正 2014/12/18 0:30】
ニールセンがランキングデータを訂正したことを受け、記事本文の一部を修正するとともに、「スマートフォンからのインターネットサービス月間利用者数トップ10」「スマートフォンアプリ月間利用者数トップ10」のランキング表の画像を差し替えました。
記事初出時、スマートフォンからのインターネットサービス利用者数のランキングは、ウェブのみの数値でしたが、ウェブ+アプリの合計値によるランキングに訂正されました。
また、「スマートフォンアプリ月間利用者数」のランキングにおいて、YouTubeの数値に誤りがあったとして、「2133万人」に訂正されました。これによりYouTubeは、月間利用者数でGoogle Playに次ぐ第3位となります。
お詫びして訂正いたします。