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はんだ付けもできる!? 背中に取り付けて足で操作する補助アームが革新的と話題に
2017年5月29日 06:00
この週末にYouTubeで評判となり、じわじわと再生回数を伸ばしていたのが「MetaLimbs:」なる補助アームデバイス。東京大学の稲見昌彦教授を中心としたメンバーが開発したこのデバイスは、背中に装着したバックパックから伸びる2本の腕を、さまざまな作業における補助に使えるという触れ込みのアイテムだ。面白いのはこの腕の制御を足を使って行うことで、膝と足首に取り付けたセンサーが連動することでアーム全体を自在に動かせるほか、足の指先を開いたり閉じたりすることでモノを握るなどの操作も可能。さらに手のひらにはタッチセンサーが内蔵されており、実際に何かを握ると触覚が足の指先に伝わるというから面白い。作業に合わせてアタッチメントを取り替えることも可能で、動画ではスマホを使って電話をかけたり、画板を持たせて絵を描くほか、なんと、はんだごてを持たせてはんだ付けを行う様子まで紹介されている。まだ日本語での紹介はなく詳細は情報待ちといったところだが、さまざまな定形作業を効率化できるだけに、市販されるなら使ってみたいという人は多そうだ。
- MetaLimbs: Multiple Arms Interaction Metamorphism (2017)(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=sKjAp0iZ7dc