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法的に大丈夫? 飲食店のドタキャン客の電話番号を店舗間で共有するサービスが登場

 飲食店で予約したにもかかわらず、連絡なしでドタキャンした人の電話番号を登録して店舗間で共有できる「予約キャンセルデータベース」なるサイトが登場し、物議をかもしている。

 とある飲食店のツイートでその存在が示唆されたこのサイト、外食産業でいま大きな問題となっている、大人数の予約をしたものの時間になっても来店せず、そのまま音信不通になってしまう客に対抗するためのサービスで、そうした客の電話番号を共有することでドタキャンのリスクを低減できるとしている。サイトの説明によると「登録されている電話番号は暗号鍵と共に不可逆暗号化(ハッシュ化)して保存されている為、運営者サイドでも電話番号はわかりません」とされているが、現状ではこうしたサービスに電話番号を登録すること自体が個人情報保護法違反ではないかとの指摘もあり、物議をかもしているというわけ。運営者の素性すら明らかではないが、独自ドメインまで取得するなど決してお遊びというわけではないようで、今後の展開に注目が集まる。