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日本の捜査当局、同意なくiPhoneのロックを解析して捜査? 協力企業の存在が報じられる

 事件の捜査にあたり、捜査当局が民間企業の協力を得てiPhoneのロックを解除する行為が日本でも行われていると報じられ、波紋を呼んでいる。

 これは東京新聞が報じたもので、それによると事件の容疑者や被害者が所有するiPhoneを、捜査当局が外部企業の協力を得てロックを解除し、事件の操作に役立てているというもの。少なくとも2017年以降に3つの事例があるとされており、元記事では事件の概要とともにどのような解析が行われたのかが報じられている。もともとAppleはこうしたロック解除には個人情報保護の観点から反対の方針をとっており、過去にFBIの協力要請をはねつけたことが報じられて話題になったこともある。これに対してFBIは外部企業の協力を得てロック解除にこぎつけ、そのことが波紋を呼んだわけだが、今回の報道が事実であれば、これが日本でも行われていたことになる。ちなみに外部企業とは、サン電子子会社のセレブライト社であると海外で報じられており、今後さまざまな憶測を呼びそうだ。