やじうまWatch

みずほ銀行のシステム統合を描いた衝撃の一冊、発売前からベストセラー1位を独走中

 システム開発の舞台裏を描いたとある本が、Amazon.co.jpの売れ筋ランキング1位を先週末から独占している。

 これは日経コンピュータの『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 - 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」』。タイトルからも分かるように、みずほ銀行のシステム統合を描いたドキュメントだ。IT業界では知らない人はいないであろう、苦難に苦難を重ねたこのプロジェクトを描いた本作、内容紹介には『ついに完成した「IT業界のサグラダファミリア」、その裏側に迫る』とあり、目次にも「参加ベンダー千社、驚愕のプロジェクト管理」「現場任せが諸悪の根源」「無理なシステム統合計画を立案」など冷や汗が出そうな文言が並んでいる。先週末からAmazon.co.jpの売れ筋ランキング1位を独走中のこの本、発売は今週末、14日(金)ということで、発売直後に読みたい人は急いで予約しよう。ちなみに同じ日経コンピュータからは、やはりみずほ銀行をテーマにした「システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓」が2011年に発刊されており、こちらも併せておすすめだ。