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「条例を遵守できない」……個人が運営するTRPG関連サーバー、香川県民を締め出しへ
2020年4月3日 06:00
TRPGオンラインセッションツール「どどんとふ」が、香川県民の利用を断る方針を発表して話題になっている。
サイト上の説明によると、同サービスは、この4月1日より施行された香川県の「ネット・ゲーム依存症対策条例」の第7条と第11条について「当サーバーは遵守できず、今後遵守するつもりもないことから香川県民が条例違反をしてしまう可能性を回避するため利用をお断りします」とある。この第7条というのは香川県や市町が実施するネット・ゲーム依存症対策への協力、第11条は香川県民のネット・ゲーム依存症を予防するための対策を求めるもので、これらを遵守できないというのが同サービスの主張だ。もともと個人がボランティアで運営しているサーバーという事情もあるだろうが、同県のいう対策の具体的な内容が示されていない現状では理解できる考え方だとして、ネット上ではこれらの方針を支持する声が多い。ちなみに「どどんとふ」は、主要ブラウザーのFlashのサポート終了に伴い、年内に利用できなくなる見込みであることがすでに発表されている。