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紛失防止タグ「Tile」、各家庭のスマートスピーカー「Amazon Echo」と連携しての検出が可能に

 紛失防止タグ「Tile」が、Amazonが近日提供を開始する近距離通信技術「Sidewalk」に対応する。米国では6月14日から利用可能だ。

 Sidewalkは近距離でデバイスを検出し連携を可能にする技術で、スマートスピーカー「Echo」シリーズを通じて提供される。このSidewalkに対応するデバイスの1つが紛失防止タグのTileで、この6月14日から正式に利用可能になることが告知された。これにより、各家庭のEchoが張り巡らせたネットワークを使い、落とし物に取り付けられたTileの位置情報を検出できるようになる。先日発売されたAppleの紛失防止タグ「AirTag」は、世界中のiPhoneを使った高密度のメッシュを利用して検出できることが利点だったが、TileもこのSidewalk対応により、従来よりも検出精度が向上する可能性が高い。今回サービスインするのは米国のみで、今のところ他の国での展開は告知されていないが、すでに現行のEchoではこの機能が搭載されていることからも、順次使えるようになる可能性が高い。気長に待とう。