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Zoom、歩き回ってもユーザーを自動追尾する新iPad Proのセンターフレーム機能に正式対応へ

 Zoomが26日、iPad Proのセンターフレーム機能に正式対応することを発表した。

 センターフレーム機能(Center Stage)とは、先日登場した新しいiPad Proが搭載した、ビデオチャット中にユーザーの顔が常に画面の中心に来るよう自動追尾してくれる機能。iPad Proは本体をランドスケープモード(横向き)にするとカメラの配置が左寄りになるため、これまではユーザーはiPad Proの正面よりも左に座る必要があった。それらが不要になるとともに、ユーザが室内を歩き回った場合も自動追尾してくれるこのセンターフレーム機能は、これまで純正のFaceTimeしか対応していなかったが、このたびZoomがサードパーティの先陣を切ってバージョン5.6.6から正式対応することを公式ブログで発表した。今後Zoomを利用可能なデバイスを探すにあたって、iPad Proは明確なアドバンテージを得ることになる。ちなみに現段階では、ほかのビデオ会議アプリやツールは、このセンターフレーム機能への対応の可否を明らかにしていない。