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2007年にいちばん読まれた記事は「ニコニコ動画」ベータテスト

INTERNET Watch年間アクセスランキング

「ニコニコ動画」ベータテスト開始を伝えた記事に掲載されたおなじみの画像
 INTERNET Watchで今年1年間(2007年1月9日~12月26日)に掲載したニュース記事について、アクセス数をもとに上位20本をランキング化した。

 1位から3位まではほぼ横並びだったが、その中で「動画上にコメントが載せられる『ニコニコ動画』、ニワンゴがベータテスト」がトップに輝いた。この記事は、1月15日の掲載直後はもちろんのこと、その後1年間にわたってアクセスを集めており、サービスそのものへの関心に加え、掲載時期が年頭だったことで集計上有利になっている部分もあるだろう。一方、2位にランクインした「『初音ミク』の画像が検索できない~発売元は『削除は依頼していない』」は、10月半ば掲載にもかかわらず、2カ月あまりで1位の記事に匹敵するほどのアクセスを集めた。

 また、3位の「『2ちゃんねるプロバイダー』サービス終了」は、掲載直後の1月に最大瞬間風速的に高アクセスを記録した後、2月以降はほとんどアクセスがなかったのが対照的。ちなみに、2ちゃんねるプロバイダーは、サービス開始を伝えた2003年5月1日付の記事も、2003年の年間アクセスランキングで8位に入っており、始まりも終わりも大きな注目を集めたことになる。

順位記事名掲載日
1 動画上にコメントが載せられる「ニコニコ動画」、ニワンゴがベータテスト 1/15
2 「初音ミク」の画像が検索できない~発売元は「削除は依頼していない」 10/18
3 「2ちゃんねるプロバイダー」サービス終了 1/12
4 ヤフー、検索データをもとにした「Yahoo!検索ランキング」 11/12
5 mixiの新規登録時に携帯メールアドレスが必須に 3/19
6 楽天が新社屋「楽天タワー」お披露目、無料化した「楽天食堂」など 10/11
7 ミクシィ、「mixy」からの招待メールに注意呼びかけ 3/15
8 YouTubeが日本語版サービスを開始、10カ国に対応 6/19
9 Windows UpdateでPCが高負荷になる問題、MSが技術情報を公開 5/11
10 「ニコニコ動画」対応の動画ダウンロードソフト「ニコニコ録画」 10/18
11 「原田ウイルス」の新種、アニメ「らき☆すた」のキャラクターを表示 5/15
12 シマンテック、スキャンやUI反応など“軽く”なった最新版「ノートン」 9/7
13 詐欺的セキュリティソフト「WinAntiVirusPro 2007」日本語版を発見 5/24
14 「知財推進計画2007」正式決定、ファイル交換ソフトからの複製禁止など 6/1
15 「法改正後はYouTube見るだけで違法」は誤解、文化庁が見解示す 9/26
16 IE7日本語版を自動更新で誤配布、マイクロソフトが操作ミスで 10/5
17 ファイル交換ソフトの利用履歴を調査するソフト「Winny特別調査員」 1/17
18 iTunes Storeの著作権使用料不払い報道は「誤報」、JASRACがコメント 5/17
19 「お客様は難民ではない」ネットカフェの業界団体が声明 8/28
20 「Google Earth」がバージョンアップ、リアルな3Dモデルレイヤーを追加 1/9


 2003年以降の年間アクセスランキングを振り返って見ると、新種ウイルスや脆弱性などのセキュリティ関連、ファイル共有ソフト「Winny」のユーザーによる著作権侵害に関する記事、あるいは2005年には「のまネコ」のインスパイヤ騒動など、INTERNET Watchではトラブルや事件がらみの記事に対する関心が大きいのが特徴だった。純粋にサービスというと、2005年から2006年にかけて「Google Earth」の記事がいくつかランクインし、今年も20位に入っているが、それでも1位になったことはない。

 それが今年、いちサービスであるニコニコ動画が1位に輝いたのは大きな変化と言える。2006年頃から日本でも人気が出できた「YouTube」も今年6月に日本版がスタートし、それを報じた記事が年間アクセスランキングでも8位に入っている。また、初音ミクの人気もニコニコ動画との相乗効果による影響が大きいことを考えると、動画共有サイトが2007年を象徴するサービスだったことをあらためて認識させられる。

 なお、参考までに、動画共有サイトの普及を裏付けるデータを紹介したい。このランキングはニュース枠で掲載した記事に限定したものだが、連載などニュース以外の記事も集計対象に含めると、ニコニコ動画のベータテストを大きく上回るアクセスを稼いだ記事があった。それは、「脇に回った自動車が『ドカッ』と体当たり……当て逃げ動画公開」を報じた「やじうまWatch」の6月12日付記事である。


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( 編集部 )
2007/12/27 11:20

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