ビジネスに役立つAndroidアプリ

見られたくないときだけ好みのフィルターが使える「スクリーンのぞき見防止フィルター」

アプリ名スクリーンのぞき見防止フィルター(Ver.1.6.0)
こんなときにのぞかれたくないときだけ使えるプライバシーフィルターが欲しい
対応OSAndroid OS 2.2以上
価格無料
配布TACOTY JP adc
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.adcall.peepguard

通知パネルからオンオフできるのぞき見防止フィルター

 電車の中で、スマートフォンに夢中になっている人の姿をよく見かけるようになった。同時に、さりげなく隣の人の画面を凝視している姿も見られる。最近は画面サイズも大きくなっているため、見せたくなくても隠しきれないし、見たくなくても視界に飛び込んでくるのである。こんなときこそのぞき見防止フィルターの出番だが、物理的なフィルターは、せっかくの高精細液晶の恩恵を受けられなくなってしまうというデメリットもある。そこで便利なのが、必要なときだけ有効にできるフィルターアプリだ。

 「スクリーンのぞき見防止フィルター(プライバシービューガード)」は、フィルムを添付しなくても、画面にフィルターをかけられるアプリである。初期設定ではメニューでは画面が薄暗くなるだけだが、「フィルターパターン」に用意された16種類のパターンと、色、透明度を組み合わせて、好みのフィルターを作成できる。

スクリーンのぞき見防止フィルター(プライバシービューガード)

 選択できるパターンは、「なし」「ウサ柄2」「ウサウサ2」「トランプ」「ウサ柄」「電子回路」「ストライプブルー」「チェックピンク」「ウサウサ」「迷彩」「パステル」「チョコレート」「雲」「水玉」「パズル」「ダイヤ」の16種類。柄を選んだときは、「透明度の設定」で透明度を調整することで、好きな濃さに設定できる。柄が苦手な場合は「なし」を選択するといい。このときは「色の選択」で指定した「黒」「白」「青」「赤」「緑」「黄」のいずれかの色で画面が覆われる。フィルターパターンを選択して、OKボタンをタップし、「のぞき見防止フィルター」をオンにすると、画面にフィルターがかかる。

 角度に応じてガードできる物理的な液晶フィルターとは異なり、アプリのフィルターは、使う自分の視認性も犠牲になってしまうという特徴がある。見え方に応じて、フィルターパターンの有無や、色、透明度などの組み合わせを調整し、自分にとって使いやすく、人からは見えにくい組み合わせを探し出すといいだろう。好みのフィルターができたら、「ステータスバーアイコン」を有効にしておけば、通知パネルからすぐオン・オフを切り替えられるようになる。

 ただし、電車の中では、背後から見えてしまう場合もあるので注意したいところだ。大事な資料やメールに目を通す場合、またはあまり口に出せないようなコンテンツを楽しみたい場合は、見る場所を選ぶ配慮も大切かもしれない。

フィルターパターンの選択画面
色の選択画面
透明度の設定画面
迷彩柄のフィルター例
チョコレートのフィルター例
ウサ柄2のフィルター例
色指定で黒を選んだ例
色指定で赤を選んだ例
「ステータスバーアイコン」を有効にしておけば、通知パネルから1タップでフィルターを起動できる

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。