ビジネスに役立つAndroidアプリ

地図上にメモを書いて保存できる「ちずメモ」

アプリ名ちずメモ(Ver.1.1)
こんなときに迷いやすい道をメモしてオリジナルの地図を作成したい
対応OSAndroid OS 1.5以上
価格無料
配布system quest inc.
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.systemquest.memo.activity

 何度も足を運んでいるはずなのに、なぜか毎回迷ってしまう場所はないだろうか。今ではGPSを使ったナビゲーションも可能だが、あらかじめ地図上にメモしておけると、事前に確認しやすくて便利だ。最近では画面のスクリーンショットを撮ったうえで、メモを書き込めるスマートフォンもあるが、そうでない場合は「ちずメモ」を活用してみよう。

ちずメモ

 「ちずメモ」は、アプリ内に表示されたGoogleマップに、ペン、直線、丸の描画やタイトルやメモ入りの吹き出しを追加することができる。作成した地図はタイトルをつけて保存できるので、メイン画面に戻ればいつでも再表示、再編集できるのが特徴だ。忘れないうちに間違えやすい地下鉄の出口を囲んだり、迷いやすいルートに線や、目印を随時吹き出しで入れておけば、いつでも確認できるというわけだ。

 描画に使うペンは、赤、黄色、緑、青の4色が選べる。ペンの太さは変えられないが、文字を入れたい場合は「メモ作成」から吹き出しを使うといいだろう。保存済みの地図でも、吹き出しの表示位置は変更できるので、重なりそうな場所でも、移動しながら確認できる。ただし、始点は変えられないので、作成するときに注意しよう。同じ地図で別のメモを作成したいときは、メニューで「新規作成」を選択すればよい。地図は、320×495のPNG形式での書き出しもできるので、友達と待ち合わせするのに、集合場所の連絡にも活用できるだろう。

 地図アプリを使いこなせる人なら、検索履歴やブックマークからルートを呼び出せばいいのだが、急いでいるときは、操作の時間がもったいない場合もある。ある程度覚えている場所の確認なら「ちずメモ」が役に立つに違いない。

初回は、右上の「新規作成」から地図を検索する
直接拡大するか、検索する
ざっくりとした地図が現れる。なお、ピンなどはない
目的地を拡大した状態。メニューキーで編集を選択すると描画できるようになる。鮮明ではないが見られないほどでもない
地図上にペンでルートを描いてみた。右下の「メモ作成」をタップすると、好きな場所に吹き出しを作れる
メモ作成画面。「メモの内容をアイコンに表示する」をチェックすると、吹き出し内にメモまですべて含まれる
メモを作成した例
メニューキーをタップすると、編集メニューが現れる
スタイルを選ぶと描画方法を選択できる
カラーを選ぶと、ペン、線、丸の色を選べる
線と丸も追加してみた
保存ではSDカードも選べる
地図を作成すると、起動時の画面にリストされる。
保存された地図の例

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。