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1つの電卓で2種類の計算が可能な「ツイン電卓」

アプリ名ツイン電卓
こんなときに2つの計算結果を比べたい
対応OS端末により異なる
価格無料
配布KIXX
URLhttps://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kixx.tool.twincalc

2種類の計算結果の比較や、履歴のコピーができる

 買い物をしていると、製品AとBの割引後の金額、もしくはそれぞれの単価を比較した上で購入したいということがある。このとき、最初に計算したほうは記憶しておくか、メモしておくのではないだろうか。

 こういうシーンで活躍するのが今回ご紹介する「ツイン電卓」である。

ツイン電卓

 「ツイン電卓」は一見普通のシンプルな電卓だが、メインとサブ2つの電卓を切り替えて、2つの値を同時に表示できるのが大きな特長だ。前述の金額比較の場合、最初の計算結果が出たところで、「AB」と書かれた「A/B切替キー」を押すと、メインの結果が画面の左上に退避され、次の計算ができるようになる。最初の計算結果が「A」、次が「B」となり、「A/B切替キー」によって表示を切り替えられるのである。おかげでメモを取る手間も省けるだけでなく、2つの計算結果を比較できるようになる。

 「A/B切替キー」の隣にある「A」または「B」というのは、退避中の値を次の計算に組み込めるキーだ。たとえば、先に税抜きの合計金額(A)を算出して退避させておくと、次のサブでは「A」キー×1.05とすることで、税込み価格(B)と両方を見比べることができるというわけだ。

 さらにユニークなのは、メニューキーで表示できる「オプション設定」で「余白スペース」を配置し、「計算履歴」を表示する設定にすると、メインとサブの計算履歴をまとめて確認できるようになる点だ。過去の計算式とその結果もまとめて確認できることで、さらに複数の数値の比較も可能になる。加えて、履歴表示中の「余白スペース」を長タップすると、計算式の選択が可能になり、クリップボードへのコピーや、履歴の削除ができる。

 このほか、キーの配色のカスタマイズも可能だ。難しい関数機能はないが、日常生活レベルでかなり出番のありそうな電卓ではないだろうか。

「A/B切替キー」により、1つの電卓で2つの計算結果を確認できる
メニューキーから表示できる「オプション設定」
画面上部に余白を配置し、計算履歴を表示した状態
履歴を長タップすると、コピーや削除が可能に
ボタンのカスタマイズもできる

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。