お仕事にも役立つ無料アプリ
描いたらペタっと貼って共有! リズム感が心地いい手書きメモアプリ「Tayasui Memopad」
2017年8月30日 06:00
アプリ名 | Tayasui Memopad |
提供元 | Yann Le Coroller |
料金 | 無料(プロモードは250円。1時間試用可) |
登録 | 不要 |
URL | http://www.tayasui.com/memopad/ |
https://itunes.apple.com/jp/app/id968417727(App Store) |
操作が軽快なメモアプリ
スマートフォン向けには数多くの手書きメモアプリがリリースされています。iPhoneなどの「メモ帳」のように、手書きメモ機能を持つアプリも多数あります。でも、いまいち使いこなすまでには至らないと感じてはいないでしょうか。ペンなどの機能的なものかもしれませんが、多くのアプリが、紙のメモ帳のように軽い感覚でスピーディーな操作ができないからではないでしょうか。
「Tayasui Memopad」は、高速さが最大の特徴となる手書きメモ帳アプリです。現在、iOS版のみが提供されています。無料版は、9種類のペンスタイルを備えていて、描画色も自由に選択できます。描画中は「Undo」(戻る)、「Redo」(やり直す)のほか、消しゴムが使えます。過去のメモの取り込み、写真のインポート、ほかのアプリからのイメージのペーストもできます。写真のインポート時には、フォアグラウンドとバックグラウンドのいずれかを指定できるほか、ピンチイン/ピンチアウトで写真のサイズを変えながら、写真→メモ→写真と重ねて、コラージュ風にすることもできます。
紙のメモ帳の操作感に近い手軽さと簡単に共有できる便利さが共存
描画機能はとてもスタンダードな印象ですが、面白いのは、通常の保存やコピー/共有の操作を飛ばして、スピーディーにメモを共有できる点です。いきなり別のアプリにメモを画像としてペーストできるのです。
例えば、FacebookやTwitter、Evernoteなどを利用している最中に、急いで残したいイメージが湧いたとします。Tayasui Memopadを起動すると、すでに描画可能な状態でキャンバスを開けるので、サッとイラストやメモを描き込みます。すぐに元のアプリへ画面を切り替えてペースト操作すると、先ほど描いていたメモやイラストを、そのまま画像として添付できるのです。このとき、Tayasui Memopad側での保存や共有の操作は不要です。
Tayasui Memopad側では同時にメモをギャラリーにもイメージとして自動的に保存するので、せっかくのメモをうっかり消してしまうというミスもありません。
保存したメモ画像は、再びTayasui Memopadに読み込めるので、追記もできます。
どんなアプリにもドローツールをちょい足しする感覚で使える
Tayasui Memopadの軽快さは、通常通りの共有機能を使った操作で、アプリの選択、新規作成、共有という手順を踏むと、あまり感じにくいかもしれません。しかし、複数のアプリを頻繁に切り替えている方なら、保存と読み込みという操作が不要になる分、描いたらペーストして保存という流れが作りやすく、その価値を感じられるはずです。
アプリ内購入で有料のプロモード(250円)にアップグレードすると、ペンの種類が増え、太さの選択も可能になる上に、テキスト入力やカッター機能、スマートシェイプ機能なども使えるようになります。ただし、SNSにもアイコンを1タップするだけで投稿できるようになるとされていますが、残念ながら現在のiOS版では動作を再現できませんでした。
地図や写真に書き込みをして、すぐ相手に返したり、SNSに投稿をしたい、というときにとても便利です。かわいらしいスタンプが用意されていない分、プロモードはビジネスパーソン向きの写真用書き込みツールとしても使えそうです。