お仕事にも役立つ無料アプリ

自分の時間を可視化して行動にメリハリを!「aTimeLogger 2」

行動時間をトラッキングする「aTimeLogger 2」
アプリ名aTimeLogger 2
提供元BGCI
料金600円
登録不要(登録するとクラウドと同期し、マルチデバイスで使える)
URLhttp://www.atimelogger.com/
https://itunes.apple.com/jp/app/id576718804(App Store)

 語学学習をしたい、遊ぶ時間や睡眠時間をもっと確保したい。でも「時間がない」と思うことはよくあります。でも本当にそうなのでしょうか。こんなときに役立つのが「aTimeLogger 2」です。

1日の時間の使い方をグラフ化できる

 aTimeLogger 2は、行動ごとに要した時間を計測することで、どのような活動をして1日を過ごしているか、その時間が1日にどの程度の割合を占めるのかを可視化してくれるアプリです。

 簡単に言えば、行動時間をタイマーで計るだけで、「睡眠」「移動」「仕事」「食事」「運動」「読書」「買い物」「娯楽」「家事」「映画」「散歩」「勉強」「インターネット」の13種類があらかじめプリセットされていて、アイコンをタップするだけで、その行動に何時から何時まで費やしたかを、コメント付きで記録・集計できます。

「aTimeLogger 2」の初期画面
1日の行動を記録時間に沿って一覧で表示できます

 無料の「aTimeLogger」にはAndroid版とiOS版がありますが、今回紹介するのは有料のiOS版「aTimeLogger 2」です。時間のトラッキングという点は無料版と同じですが、デザインが洗練されただけでなく、Apple Watchに対応して、より使いやすくなりました。

 ユーザー登録を行わなくとも利用はできますが、登録するとクラウドと同期されるようになり、マルチデバイスで使えるようになります。バックアップのためにも登録をお勧めします。

Apple Watchを使うと、経過時間がすぐ分かります

複数の行動を並行して記録。目標達成や予定の管理機能も

 aTimeLogger 2では、プリセットされた行動以外にも、ニーズに合わせて項目を自由に追加できます。画面上の並び順も自由に設定できるなど、カスタマイズもOK。

 「仕事」のための「読書」や、「移動」中に「勉強」することもあります。「aTimeLogger 2」は、それらを個別に記録できます。ポーズ機能もあるので、記録を一旦中断して別の作業を割り込ませることもできます。

複数の行動を同時に計測できます

 1週間に何時間運動したいなど、一定期間内にクリアしたい目標があるときは、「目標」で時間を設定しておくと、通知機能が使えます。この目標では、何時から何時まで行動するといった予定の設定もできるようになっています。

 筆者の場合、「仕事」では記録ごとに1時間後にアラームを設定し、座りっぱなしを防ぐようにしてみました。また、「休憩」では同じく記録ごとに15分でアラームを表示するようにして、ダラダラ時間を過ごさないようにしています。記録が止まるわけではありませんが、メリハリのある時間の使い方を意識するにはいいようです。

目標達成したい項目と、制限したい行動を設定すると、「目標」画面でその状況が確認できます
「仕事」で1時間ごとにアラームを表示し、座りっぱなしを防ぎます。時間になっても計測は続きます

 記録されたデータは、一覧表示できるだけでなく、今日、日、週、月ごとのグラフでも見られます。グラフに「非記録時間」を表示してみると、使途不明時間が浮かび上がることも。単なる記録忘れなのか、そうでないのかは、時間のトラッキングに慣れてくると判明するでしょう。

非常に細かく記録しているように見えて、結構抜けも生じます
隙間時間がちょこちょこ発生していることが分かりました
非記録時間もグラフに含めてみたところ、ちょっと考えさせられる結果になりました
グラフの内訳も見られます

時間を計って無駄を省ける。最初はゆるく始めてみよう

 1日の時間の使い方をデータ化するのは手間ですが、メリットもあります。

 例えば私のようなフリーランスは、目標としていた作業が終わるまで、その日が終わらないというケースも多いので、座りっぱなしになりやすく、目と頭が疲れやすいのが悩みの種です。時間を計りながらアラームを出すことで、体を休ませる効果があります。

 疲れてくると集中力も続きにくくなり、つい他のことに気を取られてしまいがち。仕事中にそわそわして、ついSNSを見たくなったとき、作業開始からどれくらいの時間が経過しているかチェックすることで、戒めになっています。「まだ5分しか経っていなかった!」と思えば、ちょっと我慢しようという気持ちになります。

 目標設定で、一定期間の労働時間を設定しておけば働き過ぎも防げますし、喫煙、飲酒、休憩、移動時間がどれくらいあるのか調べてみたくなったときにも便利です。時間の無駄を省き、やりたいことができる時間を作りたいと考えている人なら、この時間をもっと短縮できないか? と考えて、1秒でも短くする努力ができます。

 1日の睡眠時間がどれくらいか調べたい人は、活動量計を持っていなくても、睡眠アプリを起動しなくても、時間だけならしっかり記録できます。どれくらい寝ているか把握することで、自分の睡眠を意識するきっかけにもなりそうです。

 問題は、活動量計のように身に着けているだけで記録してくれるわけではない点です。習慣を記録して管理するアプリのようなリマインドもないので、強制力もゼロです。つまり“記録し忘れる”というのが最大のネック。

 aTimeLogger 2では、後から手動でデータを追加することもできるので、思い出したら追加しておきましょう。Apple Watchがある方は、記録が簡単になるので、ぜひ活用しましょう。とにかく最初は忘れても、気にしないくらいの“ゆるさ”がよさそうです。

Apple Watchで使えば、行動の停止と次の測定がより簡単に

すずまり

プログラマからISPの営業企画、ウェブデザイナーを経て、現在はIT系から家電関連まで、 全身を駆使してレポートする雑食性のフリーライターに。主な著書に「Facebook仕事便利帳」「iPhone 4 仕事便利帳」(ソフトバンククリエイティブ)など。 睡眠改善インストラクター、睡眠環境診断士(初級)。