サッと起動し、複数のQRコードをパパッと続けて読める「連続QRコードリーダー」
アプリ名 | 連続QRコードリーダー(Ver. 1.3.0) | |
こんなときに | 複数のQRコードを効率的に読み取りたい | |
価格 | 無料 | |
配布 | Sumitomo (C)2011 Drop widget | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app//id451102269 |
●かざし続けるだけでQRコードを連続読み取り
チラシや名刺などに印刷しておけば、面倒なURLやメールアドレスの入力が省け、URLならその場でアクセス、連絡先ならアドレス帳に登録できる便利なQRコード。「QRコードリーダー」を使って読み込むと、得た情報をその場でどうするか、次の操作を決めるのが一般的だろう。読みたいQRコードが1つだけならそれでいいが、大勢の人と連続的に挨拶するような場面では面倒だ。そこで、役立つのが「連続QRコードリーダー」だ。
「連続QRコードリーダー」は、QRコードを連続で読み込めるのが最大の特徴だ。アプリを起動したら「連続スキャン」を選択すれば、あとはかざすだけでQRコードの内容を素早く読み取り、「リスト」に保存してくれるのだ。読み込んだあとの操作を要求されないため、画面は「連続スキャン」のまま変わらない。したがって、読み込み完了を知らせる音が鳴ったら、そのまま続けて次のQRコードを読める。かざすだけでどんどん読めてしまうので、うっかり同じQRコードを何度も読み込ませてしまうことのほうが、悩みになりそうなくらいである。
読み取ったデータは、画面下の「リスト」で確認できる。アドレスなら「連絡先」に追加でき、URLなら、タップするとそのままWebページへのアクセスできる。テキストはそのまま読めるが、コピーすれば別のアプリで利用することも可能だ。不要なときは、右または左にスワイプすれば削除ボタンが表示されるので、とりあえず読み込んでおき、あとでどうするか決めるといった使い方ができる。もとは、素早く連絡先交換ができるように、という目的で作られたそうだが、街中で見かけたQRコードのすばやいクリップにも非常に役立ちそうだ。
連続QRコードリーダー | 「連続スキャン」を選択して、液晶モニタに表示されたQRコードにiPhoneのレンズをかざす。読み取りが完了すると、「リスト」に数が表示される | 続けて、ダイレクトメールに記載されていたQRコードにレンズを向けると、即「リスト」の数字が増えた |
続けて、ファーストフード店のチラシのQRコードを読み取る | さらに続けて名刺のQRコードを読み取ってみた。非常にリズミカルで、4つのQRコードの読み取りが数秒以内に完了した | 読み込んだ情報は「リスト」に保存されている。リストの並び順は設定で変えられる |
●QRコードの作成もできる
「連続QRコードリーダー」は、読み取るだけでなく、キャリアのフォーマット別のQRコードの作成も可能だ。画面下の「連絡先」を開き、「docomo」「au」「SoftBank」「iPhone」のいずれか1つを選択する。次に右上の連絡先を開くボタンを選択し、QRコード化したい人を指定する。あとは名前や連絡先など、含めたい情報を選んで、「設定」をタップするとQRコードが生成される。
作成されたQRコードは、「連続QRコードリーダー」内にタブごとに保存される。タブをタップするだけで表示が変わるので、あらかじめ自分の連絡先で作成しておけば、連絡先を交換したい場面でそのまま読み取ってもらうことができる。赤外線を使った送受信が苦手な方や、赤外線が搭載されていない端末で連絡先を交換したいときなどに、役立つのではないだろうか。
表示中のQRコードを長タップすると、「メールで送信」「コピー」「画像を保存」が表示される。液晶モニタごしにも読み取り可能なので、アドレスの登録作業を省きたい方には、QRコードをメールで送ると喜ばれるかもしれない。(ただし、相手もなんらかのQRコードリーダーをインストールしている場合に限る)
「連絡先」でiPhone用のQRコードを生成してみた | QRコード上で長タップすると、メニューが現れる |
メールで送信したQRコードを、液晶モニタごしに読み込んでみた | 連絡先、URL、テキストと内容に応じてアイコンが変わっているのが確認できる | 読み込んだ連絡先を表示したところ、ふりがなが文字化けしてしまった |
関連情報
2012/3/14 06:00
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