やじうまWatch

Amazon、一部のKindle本がEPUBまたはPDF形式でのダウンロードに対応へ。2026年1月20日から

 Amazonが、Kindleストアで配信される電子書籍について、DRMを適用せずに出版し、EPUBもしくはPDF形式でのダウンロードに対応するオプションを2026年1月20日から追加すると発表した。

 このオプションは、すでに出版されているタイトルには自動適用されず、権利者が自らの意思で適用した場合に限られるとのことだが、これまで購入ではなく実質レンタルであると言われてきた電子書籍ストアのシステムにおいて、ダウンロードして手元に置けるようになるのはビッグニュースにほかならず、他の電子書籍サイトにも影響を与えることは必至だ。

 なお、日本語版のKDPページでも同様のアナウンスが行われており、国内のKindleストアでもこのオプションが利用可能になることが確定済みだ。なお、当然ながらというべきか、対象となるのは本を購入したユーザーのみで、Kindle Unlimitedやその他サービスを通じて本を利用しているユーザーは対象外とされている。