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Androidスマホ、緊急通報時にライブ映像を共有できる機能が追加。当面は米国など限定

 Androidスマートフォンでの緊急通報時に、通報先との間でライブ映像を共有できる機能が追加された。

 緊急通報の通話中またはテキストメッセージ中に、通報先からスマートフォンに送信されてくるリクエストを承認することでライブ映像の共有が行われる仕組み。デフォルトで暗号化され、通報者の判断でいつでも共有を停止でき、情報の秘匿性やプライバシーや配慮されている。また、対応するバージョンはAndroid 8以降と幅広い。これにより、緊急通報から救急隊が到着するまでの間、通報者に心肺蘇生法や応急処置の手順を説明できるほか、迷子になった場合や強いストレスを感じている場合など、状況を明確に説明できない場合にも威力を発揮する。

 現時点では米国全土とドイツおよびメキシコの一部で利用できる機能だが、発表からすぐに展開が始まるなど、Googleの本気度が伺い知れる機能となっている。映像を用いることで正確な通報および情報提供が可能になるであろうことは確実で、日本でも導入を望みたいところだ。