ビジネスに役立つiPhoneアプリ
タイムカードのように居場所を記録できる「GPSタイムレコーダー」
(2014/4/16 06:00)
アプリ名 | GPSタイムレコーダー(Ver.1.0) | |
こんなときに | いつどこにいたのか簡単かつ正確に記録したい | |
価格 | 無料 | |
配布 | NEOREX Co., Ltd. | |
URL | https://itunes.apple.com/jp/app/gpstaimurekoda/id843561079 |
時間とともに1日の行動を地図上にまとめて記録
時間を有効に使いたい。そのために普段自分がどのくらいのペースで活動しているのか知りたいと思ったことはないだろうか。こんなときに必要になるのが、何時何分に到着し、何分後にその場を離れたかといったデータだろう。これらを手書きでメモするのは大変。時間は時計を見ればいいが、場所は住所を調べなくてはならない。何より1カ所ずつ書いていくのは手間のかかる作業であり、あとから振り返るのも大変である。そこでおすすめしたいのが「GPSタイムレコーダー」だ。
「GPSタイムレコーダー」は、タイムカードを押すような感覚でアイコンをタップすると、位置情報とともに時間を記録するシンプルなアプリだ。
使い方はきわめて簡単。到着したら「IN」、その場を離れるときに「OUT」をタップだけ。都度保存された住所がポップアップするので、確認したら「OK」する。到着したときは記録しても、離れるときについ忘れて移動してしまうことは多い。こんなときでもINは続けてタップできるので、移動の記録は続けられる。
1日の行動はテキストで一覧表示され、タップすればすぐ地図が起動して場所を確認できる。また1日分が1つの地図にまとめられるので、その日どこにいたのかが明確になる。カレンダーも用意されており、過去の記録も簡単に参照可能だ。所要時間を把握したり、INとOUTの時間から滞在時間を割り出したりと、使い応えがありそうだ。
前回は写真を使った位置情報を記録できるアプリ「メモカメラ」をご紹介したが、撮影しにくい場面もあるだろう。そんなとき、1タップでそっと保存できる点が「GPSタイムレコーダー」の大きな魅力だ。
スポットの記録に向いているのが「メモカメラ」、場所と時間を重視するなら「GPSタイムレコーダー」といった使い分けができるはず。混雑しているテーマパークで、いつどこにいて、どれくらいのペースで移動しているのか調べてみたい。チェックポイントをいつ通過したか記録したい。営業で1日にどれくらい回れたか具体的に知りたい、そんなシーンで使えそうである。
なお、記録は施設名などではなく、あくまでも住所で表示される。位置には誤差があるので、表示される住所にもズレが生じることは覚えておきたい。また、現在のところ記録の削除や修正機能はないようだ。