URLの短縮や復元がすばやくできる「Area61 U短」


こんなところが便利!

 右クリックから手軽に起動し、URLの短縮や復元ができる。短縮URLのページ内容を把握したり、リンク先の画像のサムネイルもプレビューできるため、WebブラウザからTwitterを利用するのに便利。

■Area61 U短
  著作権:Area61.NET氏
  動作OS:Windows 7/Vista/XP/2000/Me/98
  http://www.area61.net/


右クリックで簡単に利用できるURL短縮・復元ツール

 URLには非常に長いものが多い。Twitterの140文字を、その長いURLで埋めつくしてしまうのはもったいない。そこで活用されているのが、URLを短く変換するサービスである。クライアントソフトによっては、自動的に連携して変換してくれるものや、さらには複数の変換サービスを切り替えられるものもある。

 しかし、WebブラウザーからTwitterを利用する場合は、自分で変換するしかない。とはいえ、わざわざ変換サービスサイトにアクセスして、コピー&ペーストでURLを変換するのは手間である。

 またその一方で、短縮されたURLは、どんなサイトかを推測することができないだけに、いきなりクリックすることに抵抗を感じる方もいるのではないだろうか。

 そこで便利なのが、今回ご紹介する「Area61 U短」だ。

起動時の「Area61 U短」

 「Area61 U短」は、長いURLを短縮したり、短縮されたURLを復元し、URLやページ内容を確認できるツールだ。単独で起動できるだけでなく、Internet ExplorerやFirefoxのツールバーや右クリックメニューに組み込めるので、すばやい操作が可能なのだ。このほかに画面をキャプチャをして、Twitterに投稿できる機能も持つ。

 たとえば、ブラウジング中に気になるコンテンツを見つけたら、Webページ上で右クリックし、[U短でURLを短縮化&プレビュー]を選択してみよう。すると「U短」が起動し、表示中のURLが「変換前」にセットされ、短縮されたURLが「変換後」にセットされる。このとき[クリップボード]にチェックしておけば、すぐ短縮URLがペーストできる仕組みだ。もちろん単独で起動し、変換したいURLをペーストしてもよい。

 短縮サービスは、設定で「Bit.ly」または「j.mp」のいずれかが選択できる。また、あらかじめTwitterのアカウントを設定しておけば、Twitterのアイコンから、コメント付きでTwitterへ投稿も可能だ。

 復元できる短縮URLは、「bit.ly」「j.mp」「tinyurl.com」「goo.gl」「ustre.am」「youtu.be」など300種類以上に対応している。Webブラウザで閲覧中、ツイート内の短縮URL上で右クリックし、[U短でURLを短縮化&プレビュー]を選択すると、「U短」が起動して URLが復元され、「TwitPic」「img.ly」「pic.im」「Gyazo」等の画像なら、そのままサムネイルをプレビューできる。

 URLの短縮方法で悩んでいた方は、ぜひ活用してみよう。

変換したいURLを「変換前」にペーストし、[変換]ボタンを押す
URLが短縮された
短縮されたURLを「変換前」にペーストし、、[変換]ボタンを押す
URLが復元された
Webページ上で右クリックして[U短でURLを短縮化&プレビュー]を選択
「U短」が起動して短縮URLが作成され、ペースト可能になる(「クリップボード」がONの場合)Twitter上で短縮URLを選択し、右クリックから「U短」を起動すると、URLが復元され、画像のサムネイルがプレビューできた
短縮URLを作成してからTwitterのアイコンを選択すると、つぶやき編集画面になる「各種設定」ではTwitterの設定が可能なほか、短縮URLの形式などが指定できる

関連情報

2010/8/18 06:00


すずまり
大学卒業後、システム開発会社→ISPの営業企画→フリーのWebデザイナー→フリーのライター、とどんどん脱線。オンラインサービスからソフトウェア、ハードウェアまでIT関連のレビューを中心に活動中。趣味は写真。キックボクシングのリングサイド撮影が講じて、現在は目黒の某ジムの練習生に。現在の目標はミドルキックの上達とくびれの復活。