マイクロソフト謹製で安心! システム最適化サービス
「Windows Live OneCare PCセーフティ」
●こんなところが便利!
ウイルス、スパイウェア、不要なレジストリや一次ファイル、ハードディスクの断片化など、放置するとパソコンの調子に関わる問題をまとめて検出できる。レジストリは下手に改変するとOSが起動しなくなる可能性がある。このため、レジストリを改変するツール導入には二の足を踏む人も多いだろう。その点、「OneCare」はマイクロソフト社のサービスなので安心して利用できる。
■Windows Live OneCare PCセーフティ 著作権:マイクロソフト株式会社 動作OS:Windows 2000/XP/Vista/7 http://onecare.live.com/site/ja-jp/ |
●パソコンの調子がいまいち? というときに気軽にチェック
どんな便利なソフトウェアも、パソコンが調子よく稼働してくれなければ意味がない。そこで、今回はソフトウェアではないが、快適なパソコンライフを送るために知っておくと便利な無料サービスを紹介する。
Windows Live OneCare PCセーフティ |
「Windows Live OneCare PCセーフティ」は、マイクロソフトが提供する、パソコンのメンテナンスをサポートする無料サービスだ。Microsoft Internet Explorer 6以上または MSN Premiumを通じて、ActiveX コントロールを使用する。
ウイルスやスパイウェアの有無をチェック・削除できる「プロテクトスキャン」、古い一時ファイルやレジストリを検出・削除する「クリーンアップスキャン」、デフラグのチェックを行う「チューンアップスキャン」、ウイルスに感染した恐れがある場合に、感染しやすいPCのメモリ内をチェックする「クイックスキャン」の3つが用意されている。
3つのスキャンは個別に実行できるほか、「フルスキャン」でまとめて実行することもできる。「プロテクトスキャン」では、開いている一般的なポートも検出する。
専用のコンポーネントがインストールされる |
メンテナンスを怠りがちな筆者のWindows XPマシンで試したところ、「プロテクトスキャン」で問題が検出されてしまった。しかし、具体的な情報はわからなかったのがすこし残念だ(普段使用しているESET NOD32 Antivirusのスキャンでは検出されなかった)。
また、ハードディスクが14%断片化していると発覚し、そのままデフラグへと移行することができた。余分な一時ファイルが若干削除され、レジストリも自動的にメンテナンスしてくれたようだ。
常駐して常に脅威から守ってくれるタイプではないが、レジストリファイルなどはなかなか触れないので、不要なものを自動的に検出・削除してくれるのはありがたい。デフラグなどもつい忘れてしまいがちなので、パフォーマンスを維持するためにも、断片化していないかどうか定期的にチェック、最適化したいところだ。
パソコンのパフォーマンスがちょっと落ちてきたかなという方や、ふだん使っているセキュリティソフトとは違うソフトでマルウェアをチェックしたいという方にもお勧めだ。ただし、1回のフルスキャンに数時間かかる場合があるので、時間の余裕のあるときに行おう。
スキャン方法の選択画面 | フルスキャンの設定変更を選択すると、細かいスキャン構成が選択できる | 「フルスキャン」を実行中の様子 |
「プロテクトスキャン」に関しては、どんな問題までかは分からない | そのままデフラグまで行える | 除去できなかった問題こそ、詳細情報が欲しいところ |
関連情報
2010/4/28 06:00
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