やじうまWatch

電池切れの不安もなくなる、AirTagの寿命を5年に延ばせる増設バッテリーケースが登場

 無改造でAirTagの寿命を5年に延ばせる増設バッテリーケースが登場した。

 これはAirTagに取り付けることで、駆動時間を延長できるElevation Lab社製のバッテリーケース。AirTagはCR2032電池により約1年の駆動が可能だが、このバッテリーケースは単4電池×2本を用いることで、最大5年にまで大幅延長できるのが特徴。蓋を外したAirTagをこのケース内部にはめ込んで格納するというユニークな構造ゆえ、AirTag本体の改造行為には当たらないとみられるが、AirTagを鳴らしたときの音の大きさが約3分の1になってしまうため、音を頼りに見つけるのがやや難しくなる可能性があるとのこと。奇しくも日本では紛失防止タグの悪用を規制する改正ストーカー規制法が成立したばかりだが、個人の荷物を識別するなどの正当な用途であれば便利に使えるはずだ。

 ちなみにこの製品、2024年に発売済みのオリジナル版を小型化したもので、そのオリジナル版は単3電池×2本を用いることで10年もの駆動を実現しているというから驚きだ。