いまさら聞けない!? ちかごろ話題のサービス・アプリをさくっと解説
スマホでもパソコンでも。情報収集ツールとして入れておきたいアプリ「カメリオ」
2017年3月29日 11:30
サービス名 | カメリオ |
運営会社名 | 白ヤギコーポレーション |
料金 | 無料(有料プランもある) |
登録 | 不要だが、ログインするとマルチデバイスで利用できる |
URL | https://lp.kamel.io/ |
https://itunes.apple.com/jp/app/id733772494?mt=8(iOSアプリ) | |
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.shiroyagi.kamelio&hl=ja(Androidアプリ) | |
https://web.kamel.io/(ブラウザー版) |
読みたいテーマだけで構成できる情報キュレーションアプリ
「カメリオ」は、キーワードを登録しておくことで、知りたい情報を重点的に集められるニュースリーダー、またはキュレーションアプリです。
旬のニュースや読まれている記事が読めるニュースアプリは多数あります。多くは政治、経済、エンタメ、スポーツ、テクノロジーといったジャンルがあらかじめ用意され、該当する記事を集めて紹介しています。しかし、カメリオには既存のカテゴリーは存在しません。8000以上の情報サイトから、指定したキーワードに関連した記事を収集してくれるので、自分で選んだテーマ、つまり知りたい情報や記事だけで構成できるのが大きな特徴です。
現在、iOS版、Android版、ブラウザー版があり、Facebook、Twitter、Googleのいずれかのアカウントでログインすると、設定をマルチデバイスで共有できるようになります。
「カメリオ」で用意されているテーマは、ビジネス、テクノロジー、政治、社会、海外、スポーツ、エンターテインメント、アート・デザイン、ファッション、美容・健康、グルメ、旅行・アウトドア、クルマ・バイク、恋愛・子育て、学問、地域、公式チャンネルの17ジャンルで、各テーマごとに中はさらに細かく分かれています。
これらの中から、気になるテーマを見つけてフォローするだけで、自分のフィードにニュースが流れてきます。どのジャンルか分かりにくいときは、いきなりキーワード検索で絞り込んでしまえばフォローが早くなります。
また、公式チャンネルには、大手媒体がたくさん名前を連ねています。普段よく読んでいる媒体を追加しておけば、1つのアプリで複数のニュース媒体の記事を扱えるようになり、より読みやすくなるはずです。
希望する読み方に応じてタブを選べる
アプリのメニューは「フィード」「マイテーマ」「ランキング」の3つで、見たいスタイル別にメニューが分かれています。
「フィード」は、指定したテーマやキーワードに沿って集められた記事の集まり。1テーマにつき3件ずつトップ記事を表示。全テーマを対象に、まんべんなく読みたいときに便利です。
「マイテーマ」は、自分が指定したテーマの一覧です。特定の媒体のニュースを中心に見たいなど、テーマごとに読みたいときにすばやくアクセスできます。
「ランキング」は、いわゆる旬のキーワードに相当するもので、「人気/よく読まれている」に分かれています。自分がフィードしていない記事のランキングがあるので、ついでに視野を広げられる可能性もあります。
あとから読みたい、再読したい気になる記事は「記事をクリップ」をタップしておけば、まとめてチェックできます。もちろん共有機能もあり、好きなアプリに保存もできます。逆に、自分が指定したテーマとはかけ離れた内容の記事がフィードされてきたときは、「テーマと無関係」をタップすることで、収集する記事の精度を上げられます。
シンプルだが、情報収集の強い味方に! 有料プランも
「カメリオ」はシンプルですが、特定の情報を短時間で収集するのにとても役立つアプリです。たとえば部署が代わり、それまで見てこなかった情報を急遽集めなくてはいけない、業界のことを勉強しなくてはいけない、なんてときに役に立つのではないでしょうか。
ちなみに、あまり表だってアピールされていないようですが、有料プランも用意されています。月額334円で、フォローできるテーマの数が無料版の上限25個のところを70個まで拡大。カメリオニュースの広告(PR)の非表示や、重要なテーマアラートをまとめて受け取れるなどのテーマアラートの細かい設定ができるようです。
より細かくテーマ設定することで、くまなく情報を拾っていきたいという方は活用してみるといいかもしれません。