いまさら聞けない!? ちかごろ話題のサービス・アプリをさくっと解説
スーパーに行く感覚で日用品が買える「Amazon パントリー」
(2016/3/30 06:00)
サービス名 | Amazon パントリー |
リリース日 | 2015年9月15日 |
運営会社名 | アマゾンジャパン株式会社(Amazon.co.jp) |
料金 | パントリー取扱手数料は1箱あたり290円(税込) |
URL | http://www.amazon.co.jp/pantry |
登録 | 必要 |
低価格の商品を1個から注文できるプライム会員向けサービス
Amazon.co.jpでは、有料のプライム会員向けにさまざまな特典を用意しています。今回ご紹介する「Amazon パントリー」も、プライム会員になると利用できるサービスの1つです。
年会費3900円(税込)でプライム会員になると、お急ぎ便やお届け日時指定便の指定、対象商品の無料配送、Kindleオーナー向けの毎月好きな本が1冊無料で読めるKindleオーナーライブラリー、タイムセールに30分早く参加できる会員先行タイムセール、映画やドラマが見放題のプライム・ビデオ、音楽が聞き放題のPrime Music、写真を無料無制限にバックアップできるプライム・フォト、専用アプリから注文すると1時間以内に配送されるPrime Nowなどが利用できます。
これらの特典は、無料サービスや配送スピード感を重視したものが中心なのですが、2015年9月にスタートしたAmazon パントリーはちょっと変わっています。
Amazon パントリーは、配送は通常1~3日以内のお届け、専用の箱が必要で、手数料も290円(税込)必要ですが、低価格の日用品を1個から、52cm×28cm×36cmの専用の「パントリーBox」がいっぱいになるまで、または12kgまでになるまで注文できるのです。対象はAmazon.co.jpで販売されている商品全体ではなく、「パントリー」のロゴがついた商品に限定されます(「パントリー」のロゴがついた商品はプライム会員以外は購入できません)。
おなじみの日用品に絞った品揃えで買いやすく
気になる対象商品ですが、食品・調味料・お菓子、ドリンク・お酒、日用品、ヘルス&ビューティー、ペット用品・雑貨など、まさに普段よく食べるものや、よく使うものが中心の品揃え。検索したり、カテゴリーをたどったりといった手間もなく、まるでふらりと立ち寄ったスーパーの陳列棚を見ているような表示が特徴です。
しかもこれらが確かに低価格なのです。Amazon.co.jpの商品の中には、単価にすれば非常に安いものも多いですが、基本的にそうした商品は箱買いなどのまとめ買いになります。「そのお値段なら欲しいけれど、そんなにたくさんいらない」ということは多いはず。「Amazon パントリー」の場合、生鮮食品はないですが、日用品を安く、好きなときに1個から購入でき、指定場所まで配達してくれるというのが大きなメリットというわけです。
専用の箱に入るだけ入れられる
「パントリーBox」にどれくらい入るかは、都度画面に表示される使用率で分かります。箱は大きいですが、なくなりそうな日用品をメモしておいて、それらをまとめて注文すると便利そうです。使用率が100%を超えると2箱目扱いになり、新たに290円がかかります。
話題の健康食品・スーパーフード、風邪・インフル対策、ダイエット生活応援、仕送り、部屋呑みセット、防災セット、お掃除セット、朝食セットなど、テーマごとに商品が絞られているところもユニーク。まとめ買いの参考にできそうです。
すでに年会費を払っていることや、他に無料をうたうサービスが多いので、どうしても取扱手数料がかかることが気になってしまう方もいるようです。しかし、いつもの価格で、しかもまとめて自宅まで配送してもらえることを考えると、290円はお得かもしれません。トイレットペーパーが切れそうだった、石けんがないのにいつも買い忘れてしまう、会社帰りになかなかスーパーに寄れない、そんなときは、空いた時間を使って注文しておくといいですね。
手数料が無料になるキャンペーン商品などもありますので、チェックしておくとよさそうです。ただし、箱が一杯になるまで詰め込んでいると、結構なお値段になることもあります。満タンにする必要はないのでご注意を。
なお、「Amazon パントリー」以外の商品を同時に注文すると、それぞれ別に発送されます。