ソフトイーサ、オープンソース化したVPNソフトのCD-ROMを配布


ソフトイーサのブースでは、「UT-VPN」のソースコードを収録したCD-ROMを配布中

 「Interop Tokyo 2010」のソフトイーサ株式会社のブースでは、オープンソースVPNソフト「UT-VPN」のソースコードを収録したCD-ROMの配布を行っている。

 「UT-VPN」は、ソフトイーサが販売しているVPNソフト「PacketiX VPN 3.0」をベースとしたオープンソースのVPNソフト。PacketiX VPN 3.0から権利関係でオープンソース化できなかった法人向けの機能などを除去し、学術実験的なコードを追加したものをGPL v2ライセンスで公開することで、誰でも自由な形で利用できるようにした。

 UT-VPNのソースコードは6月下旬にWebサイトからダウンロードできるようになる予定だが、Interop Tokyo 2010の会場ではソースコードを収録したCD-ROMを先着1000人に配布している。ブースには自由に手に取れる形でCD-ROMが置いてあり、スタッフに利用条件などを尋ねる人が多く見られた。9日には200枚程度のCD-ROMが配られたという。


関連情報

(三柳 英樹)

2010/6/10 16:01