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PC・スマホでいつでもどこでも! 地図&位置情報サービス
オンライン地図といえば、今やインターネットにおける定番中の定番サービスだ。多くが無料で利用でき、目的地の検索はもちろんのこと、地図と衛星写真を切り替えたり、ルートの距離を計測したり、電車などの移動手段もあわせて調べたり、近隣の施設も検索できるなどさまざまな機能が提供されており、ネットのメリットが最も実感できるサービスの1つといえる。
また、スマートフォンの普及にともない、モバイル向けの地図サービス競争も日々拡充されており、位置情報と連動したクーポンサービスなど、ネット検索をリアル集客に結びつけるサービスも充実してきている。上手に活用して、移動時間やお小遣いの節約に繋げよう。
●徒歩ナビはもはや当たり前?! 定番のオンライン地図サービス
まずは定番のオンライン地図サービスから見ていこう。各サービスごとにメニュー体系や地図の表示方法などが微妙に異なるため、いろいろ使い比べてみると面白いだろう。また、高機能化も止まることを知らず、徒歩ルート検索なども増えつつある。
◆Google マップ
https://maps.google.co.jp/
マウスのドラッグ操作による地図スクロール機能やストリートビューなど、多彩な機能で知られるオンライン地図サービス。近年の注目は「ルート・乗換案内」の機能。自動車・電車・徒歩の3形態に対応したルート案内が手軽に利用できる。
◆Yahoo!ロコ 地図
http://maps.loco.yahoo.co.jp/
Yahoo! JAPANの地域情報サービス「Yahoo!ロコ」で提供されているオンライン地図。ルート探索にも対応している。iPhoneとAndroid用に専用アプリを公開しており、お出かけ先でも周辺の店舗情報や地図を閲覧できる。
◆マピオン
http://www.mapion.co.jp/
地図関連事業を多数手がける株式会社マピオンのサービス。地図表示画面はマウスドラッグによるスクロールに対応。細かな番地表示のほか、全画面表示機能や「超印刷」が非常に便利だ。鉄道路線や運賃を考慮したルート案内機能も提供している。6月にはiPhoneアプリ「地図マピオン」を公開した。
◆MapFan Web
http://www.mapfan.com/
カーナビ用地図などで知られるインクリメント・ピーのサービス。マウスでの任意方向スクロール、ルート案内などをサポートする。著名スポットをキーワード検索すると、一言解説が表示されるのも便利。iPhoneアプリは2300円とやや高いが、全地図データを端末に保存しているため、電波圏外でも表示できるのが魅力。
◆いつもNAVI
http://www.its-mo.com/
精細な住宅地図やPC向け単品地図ソフトで知られるゼンリンの関連会社が運営するサービス。地図検索に加え、ルート案内機能が充実。また、日にち・時刻を指定しての渋滞予測などもチェックできる。スマートフォン向けアプリは基本的に有料。
◆NAVITIME
http://www.navitime.co.jp/
フィーチャーフォン向けナビゲーションでおなじみ。PCやスマートフォンでもサービスを提供しているが、主要機能を利用するには有料会員登録を行う必要がある。「自転車ルート」の検索では、標高差や車通りの激しさ(裏通り優先)を条件に指定でき、便利。
◆iOS 6 マップ
http://www.apple.com/jp/ios/whats-new/#maps
アップルの新OS「iOS 6」で予告されている新しい地図アプリ。iOS 5まではGoogleがデータを提供したが、iOSからはアップルが独自構築した地図となる。iOS 6は9月20日リリース予定。本稿が掲載される21日早朝ごろには全貌が明らかになっているはずだ。
◆Bing 地図
http://www.bing.com/maps/
マイクロソフトの検索サービス「Bing」でもオンライン地図を提供中。一部地域では衛星写真ベースの地図表示に対応する。ルート案内も利用できる。10月26日発売のWindows 8にもBingベースの地図アプリが搭載されているようだ。
◆MAPPLE 観光地図
http://map.mapple.net/
道路地図「マップル」でおなじみの昭文社では、観光地図と銘打ってオンライン地図を提供中。地図内の各種名称表示もイラスト調で独特。とはいえ、一般的な地図としても十分利用できる。「距離計測」を使うと、2地点間の徒歩移動時間を算出可能。
◆ペタマップ
http://petamap.jp/
ソニーマーケティング運営のオンライン地図サービス。通常の地図表示に加え、ユーザー自身がスポット情報をまとめることで「マイマップを作る」という要素にフォーカスが当てられている。携帯ゲーム機「PSP」の一部ソフトも、ペタマップで作成したデータの取り込みに対応している。
●位置情報で口コミ情報やクーポンを入手!
高度なオンライン地図サービスをスマートフォンで利用できるようになったことで、位置情報の使い勝手が飛躍的に高まった。現在地の割り出しを1タップで行ったり、目的地へ実際に足を運んだ記録を“チェックイン”として残したりと、今までにない体験ができるようになった。「O2O」といった用語が注目されるのも、こういった背景があるからだろう。ここからは位置情報対応サービスを具体的に見ていこう。
◆foursquare
https://ja.foursquare.com/
お出かけ先のさまざまなスポットにチェックインすることで、訪問記録を残したり、口コミ情報を投稿することができる。また、バッジの入手やメイヤーという概念など、ゲーム的な要素を多分に含んでいるのも特徴。PCサイトからはチェックイン履歴などを見返せる。
◆ロケタッチ
http://tou.ch/
当初はライブドアのサービスとしてスタートしたが、現在はNHN Japanに運営元が変更された。内容は従来通りで、お出かけ先のお店などに“タッチ(チェックイン)”し、シールを集めていく。飲食店やゲームとのコラボ企画なども豊富。
◆Twitter スマートフォンでツイートに位置情報をつける
https://support.twitter.com/groups/34-apps-sms-and-mobile/topics/123-mobile-settings/articles/20169488-#
Twitterで標準提供されている位置情報サービスについてのヘルプ記事。ゲーム性こそないが、外部アプリとの連動設定も不要で、とにかく手軽に利用できるのが魅力。旅行先のホテルにチェックインすれば、ツイートの真実味もより増すだろう。
◆Facebook navi チェックインする方法
http://f-navigation.jp/manual/function/checkin.html
http://f-navigation.jp/manual/function/checkincoupon.html
Twitterと同様の位置情報機能を提供中。Facebookならではの特徴として、クーポン機能との連動が挙げられる。チェックイン候補のリストにクーポンの有無が明示されるため、お店選びの参考になる。
◆mixiチェック
http://mixi.jp/promotion.pl?id=37
SNS「mixi」で提供中の機能。携帯電話版からは「チェックイン」機能が利用でき、現在いるスポットやお店の情報をmixiへ簡単に投稿できる。
◆Google Latitude
http://www.google.co.jp/intl/ja/mobile/latitude/
http://support.google.com/gmm/bin/answer.py?hl=ja&answer=1650350
登録した知人・友人の現在地情報を確認できるサービス。実際に利用するには、iPhone版のLatitudeアプリ、もしくはAndroid版のGoogle マップアプリを使う。また、SNSにあたる「Google+」でもチェックイン情報の公開が可能だ。
◆ぐるなびAndroidアプリのご紹介
http://www.gnavi.co.jp/mobile/app/iphone/
グルメ情報サイト「ぐるなび」ではAndroid、iPhone/iPad向けの専用アプリを公開している。いずれも地図やクーポンのサービスに連動。お店探しはもちろん、目的店舗へのルート案内なども可能だ。機能が若干異なるWindows Phoneアプリ版も提供中。
◆ホットペッパー グルメ iPhoneアプリ
http://www.hotpepper.jp/doc/howto/iphone.html
リクルートのグルメ情報サイトが公開中のアプリ。Android版、Windows Phone版もある。iPhone版では、現在営業している店舗だけを検索することが可能。クーポンを探したり、お気に入り店舗のブックマークなどもできる。
◆ミイル
http://miil.me/
スマートフォン向けアプリベースのサービス。iPhone版に続き、8月にはAndroid版を公開したばかり。料理の写真を投稿し、コメントをつけたりできる。また、周辺店舗の検索にも対応している。
◆食べログ iPhone/iPod touch用アプリのご案内
https://ssl.tabelog.com/support/iphone_app/
店舗ごとの口コミ情報で有名な「食べログ」でも、スマートフォン向けにアプリを公開している。店舗の点数順並べ替えや広告非表示化など、全機能を利用するには月額315円のプレミアム会員に登録する必要がある。
◆イマナラ!
http://imanara.jp/
時限制・枚数限定のクーポンを発行するサービス。割引率や条件の良さが魅力という。iPhone、Android用にそれぞれアプリを公開しており、現在地周辺の店舗検索機能などが利用できる。フィーチャーフォンにも対応する。
◆RecoCheck
http://recocheck.jp/
リクルートが提供している、ロケーション情報ベースのソーシャルコミュニケーションサービス。目的の店舗やスポットにチェックインし、口コミ情報などを投稿して楽しめる。クーポンの検索も可能。7月にはAndroid向けアプリの大幅バージョンアップを実施した。
◆スマポ
http://www.smapo.jp/
スマートフォン向け専用アプリを使ったサービス。スマポ対応店舗へ足を運び、現地でチェックイン操作を行うとポイントが貯まる。ビックカメラのほか、マルイやH.I.Sの都内店舗などで利用できるという。
◆iコンシェル
http://www.nttdocomo.co.jp/service/customize/iconcier/
NTTドコモの携帯電話・スマートフォン向けサービス。月額105~210円。GPSで取得した位置情報などをもとに、気象や交通関連の情報を届けてくれる。
◆「Tサイト&Tポイント」の無料アプリが登場!
http://tsite.jp/r/app/
共通ポイントカード「Tカード」用のサポートアプリ。その1つ「Tポイント アプリ」では、全国約3万7000店舗にのぼるTカード対応店舗を検索可能。さらに、現在地周辺で発行されているクーポン情報なども探せる。
◆Pontaアプリ
http://pntc.ponta.jp/c/iphone/
ローソン、ケンタッキーフライドチキン、ゲオなどで使える共通ポイントカード「Ponta」。こちらのiPhoneアプリからはクーポンの発行や現在地周辺のPonta対応店舗検索などが可能。
◆マクドナルド公式アプリ
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/coupon/mobile/iphone.html
携帯電話を使ったクーポン配信でおなじみのマクドナルド。iPhone、Android用のアプリもすでに公開中だ。地味ながら意外と便利なのが現在地周辺の店舗検索機能。初めて訪れた街で、いつもの味を味わいたいときに便利だ。
◆ローソン公式スマートフォンアプリ
http://www.lawson.co.jp/campaign/static/apri/
無料の公衆無線LANサービス「LAWSON Wi-Fi」など、ローソンの各種サービスを利用するための基盤となるアプリ。周辺にあるローソン店舗を地図上にオーバーレイ表示したり、クーポンを検索することができる。
(2012/9/21)
[森田 秀一]