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スマホでの使い勝手にも注目! 地図&位置情報サービス
(2013/9/20 06:00)
友達の結婚式の2次会に誘われた。案内状のデザイン化された地図では会場がどこにあるかイマイチよくわからない。そこでネットで地図をチェック、プリントアウトして当日持っていく――10年前にはこれがスタンダードスタイルだった。
10年後の現在は、スマートフォンと地図アプリがあれば、出先で目的地を確認するのはもちろん、目的地付近の風景をストリートビューで確認したり、徒歩での経路案内と所要時間も確認可能。地図はいつでもどこでもスマートフォンで確認、というのが現在のスタンダードスタイルといえるだろう。
そこで今回は、モバイルの観点から各社の地図サービスをまとめてみた。アプリ版もあれば、さらに手軽なスマートフォン用ブラウザー版もある。もっと自分の使い方にあったサービスを見つけるきっかけになれば幸いだ。
定番地図サービスをチェック!
それでは各社の地図サービスを見ていこう。ユーザーインターフェイスについての考え方、例えば地図の色味や検索の方法などが各社で大きく異なっており、なかなか興味深い。ぜひ、積極的に使い比べてみてほしい。
Google マップ
https://www.google.co.jp/maps/
http://www.google.com/intl/ja_ALL/maps/about/explore/mobile/
Googleによる地図サービス最大の特徴は、なんといっても「ストリートビュー」。実際の街並みを特殊なカメラでパノラマ撮影したこの機能、初めての街を訪れる際の予習にはピッタリだ。スマホアプリ版でも問題なく使うことができる。近隣施設の検索機能や、PC版とのお気に入りスポット共有機能も備える。
Yahoo!地図
http://maps.loco.yahoo.co.jp/
ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」の地図サービス。スマートフォン向けのサービスも数多く、例えば「Yahoo!地図」アプリのAndroid版では、周辺店舗が営業中かどうかを調べられたり、端末の向きを地図の表示方向が連動するといった工夫が盛り込まれている。
Mapion
http://www.mapion.co.jp/
http://www.mapion.co.jp/d/topics/smp/
地図サービスを中心に、周辺店舗検索や乗換案内機能を提供中。スマートフォンからはブラウザー版、アプリ版がそれぞれ利用できる。「日の出日の入マピオン」「恵方マピオン」など、用途を絞ったユニークなアプリも配信中だ。
MapFan
http://www.mapfan.com/
カーナビ向け地図などで知られるインクリメント・ピー運営。iOS向けの最新アプリは「MapFan+」で、ダウンロードは無料。オフライン地図を利用する場合に有料のオプションチケット(30日450円)が必要となる。Androidからはブラウザー版が利用できる。
いつもNAVI
http://www.its-mo.com/
ゼンリンデータコム運営。スマートフォン版はOSによって利用形態が異なる。iOS版は年額800円。Android版は基本的に月額課金制だが、PC版いつもNAVIに登録したお気に入りを参照できる。Windows Phone版もある。
ゼンリン住宅地図スマートフォン
http://www.zenrin.co.jp/product/gis/smjmap/
上記「いつもNAVI」とは異なり、こちらは“住宅地図”の閲覧に特化したサービス。建物一軒ごとの世帯主名やビル名などを参照できる。このサービス単体でのルート検索機能などはない(ドコモ地図ナビとの連携は可能)。料金は月額945円から。
NAVITIME
http://www.navitime.co.jp/
NAVITIMEと言えばau携帯電話向けサービスのイメージが強いが、現在はOSやキャリアを問わず幅広く利用できる。スマートフォンアプリは基本的に有料(月額315円~)で、公共交通機関と徒歩を交えたルート案内「トータルナビ」機能などを備える。また、検索履歴やお気に入りスポット情報をPC版サービスと連動させることも可能。
Bing 地図
http://www.bing.com/maps/
マイクロソフト系の検索エンジン「Bing」の派生サービス。iOSやAndroid向けのアプリこそないが、ウェブ版にはアクセスできる。
goo 地図
http://map.goo.ne.jp/
gooの地図サービスも、スマートフォンのブラウザーから利用が可能。インターフェイスはフィーチャーフォン版と基本的に同じようだ。
MAPPLE 観光地図
http://map.mapple.net/
「マップル」ブランドの観光ガイドや道路地図で知られる昭文社が運営。オンライン地図の分野ではかつて「ちず丸」というサービスを展開していたが、現在は観光用途を前面に打ち出している。とはいえ、一般的な地図としても十分利用可能。
スーパーマップル・デジタル
http://www.mapple.net/smd/
PCインストール型のデジタル地図ソフト。Google Playで配信中のアプリ「Super Mapple Digital for Android」と連動することにより、ローカルコピーした地図データをAndroid端末上でオフライン閲覧できる。ソフト本体価格は全国版(DVD-ROM)が1万5330円。
iOS 7 マップ
http://www.apple.com/jp/ios/maps/
iOS端末標準の地図サービスとしておなじみ。PCからの利用は基本的に想定されていないが、iOS 7端末とOS X Mavericks(今後リリース予定)搭載のMacでは、地図の連携機能が利用できるようになるという。
PetaMap
http://petamap.jp/
ソニーマーケティング運営の地図サービス。スポット情報をまとめ、自分だけのオリジナル地図(スポットのリスト)を作成するという点に主眼が置かれている。ソニー製テレビなどとの連動機能がある。Androidアプリ「x-Radar Powered by PetaMap」も公開中。
位置情報×地図でもっと楽しく!
地図サービスは、他のサービスと複合的に提供されるケースも多い。例えば、SNSやグルメ情報のアプリ。今どこにいるか、回りにどんなお店があるかを地図と組み合わせることでわかりやすく表示するという手法は、すでに日常的だ。また、“O2O”の普及にも、地図サービスは欠かせないものとなってくるだろう。このような“位置情報”を活用するタイプのサービスを見ていこう。
Foursquare
https://ja.foursquare.com/
お店やイベント会場などに“チェックイン”し、記録として残せるサービス。利用状況に応じて貯まるポイントを友達と競ったり、バッジを集めるというゲーム的な要素も多分にある。
Facebook navi チェックインする方法
http://f-navigation.jp/manual/function/checkin.html
Facebookの利用法解説サイト「Facebook navi」による記事。Facebook専用アプリからチェックイン機能を使うと、現在いる場所を友達に知らせることができる。
ツイートに位置情報を追加するには(Twitterヘルプセンター)
https://support.twitter.com/articles/238124-#
Twitterでは、各個のツイートに位置情報を追加できる。まず全体設定で「ツイートに位置情報を追加する」という項目をオンにしておく必要があるが、実際に付けるかどうかは毎回のツイートのたびに選択可能。
Google+ ヘルプ 位置情報の共有
https://support.google.com/plus/answer/1306809?hl=ja
GoogleのSNS「Google+」についてのヘルプ記事。記事投稿ごとの位置情報付加などが行える。また、現在地周辺で投稿された記事のみを表示する「周辺ストリーム」機能は、街ネタ探しに役立ちそうだ。なお、「Latitude」という位置情報共有サービスは終了した。
tab
https://tab.do/
ARアプリ「セカイカメラ」で知られる頓智ドットが運営する。行きたいお店などの情報をあらかじめ登録しておくと、その付近に実際に訪れた際、スマートフォンアプリが通知してくれる。
ぐるなびモバイル
http://www.gnavi.co.jp/mobile/
グルメサイト最大手「ぐるなび」のモバイル端末向けサービスがリストアップされている。アプリ版・ウェブ版とも、現在地周辺店舗検索に対応。また、スマートフォン標準の地図アプリと連動することで、行き先のナビも可能だ。
ホットペッパー iPhoneアプリのご紹介
http://www.hotpepper.jp/doc/howto/iphone.html
リクルート運営のグルメ情報サービス。アプリはiOS/Android/iアプリ/Windows 8(ストアアプリ)の各バーションを用意する。現在地周辺店舗の検索も当然サポートしている。
ミイル
http://miil.me/
お店で食べた料理の写真、手作り弁当の写真など、「食べる」に特化した写真コミュニケーションサービス。投稿された写真を参考に、現在地周辺飲食店を探すことができる。
食べログ iPhone/iPod touch用アプリのご案内
https://ssl.tabelog.com/support/iphone_app/
ごぞんじ、口コミ系グルメ情報サイト。iOS向けアプリが公開されており、現在地周辺店舗検索などの基本機能は無料。月額315円のプレミアムサービス登録で、「こだわり検索」をはじめとした全機能が利用できる。写真撮影用アプリ「食べラ」も試してみよう。
駅すぱあと for iPhone
http://ekiworld.net/personal/app/eki/
ヴァル研究所の乗換検索サービス「駅すぱあと」のiPhoneアプリ版。意外と面倒な駅指定も、アプリならば位置情報をもとに探せる。なお、Android版は基本無料。列車停止時の迂回検索機能など、より高度な機能を利用する場合は180日間945円のチケットを購入する必要がある。
MUJI passport
http://www.muji.net/passport/
生活雑貨・服飾の専門店チェーン「無印良品」では、スマートフォンアプリを使って会員サービスを提供中。店舗でチェックインを行うとマイルが貯まり、その積算状況に応じて買い物用ポイントなどが貰える。
上島珈琲店・珈琲館 公式スマートフォンアプリ
http://www.ufs.co.jp/smartphone/
現在地情報をもとに周辺店舗を探しつつ、店舗限定クーポンも貰えるアプリ。クーポンには使用時間制限を設けているため、割引率が高いという。
ローソン公式スマートフォンアプリ
http://www.lawson.co.jp/campaign/static/appli/
大手コンビニ「ローソン」で、クーポンや無料Wi-Fiのサービスを利用するために必須のアプリ。周辺のローソン店舗を探すのにも便利だ。なお、おサイフケータイ対応Android端末で利用する場合は「モバイルPonta」としても使える。
僕の来た道
http://latlonglab.yahoo.co.jp/service/bokumichi.html
自分の移動履歴を自動収集し、日記スタイルでまとめてくれるアプリ。電池消費を気にせず使えるよう、省エネ設計を実現したという。今までに行ったことのある都道府県が地図上で塗りつぶされる機能もあり。
Google Now
http://www.google.com/landing/now/
位置情報をもとに、最寄りの公共交通機関の時刻表、天気、直近のスケジュールなどを先回りして表示してくれる。Androidとの親和性が高いサービスだが、iOS端末でも「Google 検索アプリ」をインストールすれば使える。
iコンシェル
http://www.nttdocomo.co.jp/service/customize/iconcier/
NTTドコモがフィーチャーフォン時代から展開中のサービス。位置情報、時間帯などに基づき、終電情報など配信する。ドコモ製スマートフォン利用時のオプション料金は月額105円。
Tポイントが貯まる・使えるスマートフォンアプリ
http://tsite.jp/r/app/
共通ポイント制度として、導入店舗が増えている「Tポイント」。用途の異なる2種類のアプリを配信しているが、いずれとも位置情報ベースの店舗検索機能を備える。
コロプラ
http://colopl.co.jp/colopl_plus/
位置情報をもとに楽しめる“位置ゲー”の代表格。現在はプラットフォーム化が進んでおり、中核ゲームである「コロニーな生活」以外のゲームも同時に楽しめるようになった。
ケータイ国盗り合戦
http://pc.kntr.jp/
かわいいイラストと戦国時代風の構成が特徴の位置ゲー。3月にはサービス開始5周年を迎えた。基本はスタンプラリーだが、ソーシャルゲームなどの要素も後に追加された。