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キーボード&マウス愛好家もこれで安心!? Windows 8.1提供開始
(2013/10/25 06:00)
2013年10月18日より、マイクロソフトの新OS「Windows 8.1」の提供が開始された。約1年前にリリースされた「Windows 8.0」は、タッチパネルに最適化したユーザーインターフェイス(UI)の搭載に大きな注目が集まったが、その一方で、キーボードやマウス中心の用途を求めるユーザーからは不満の声も出ていた。
それから約1年。Windows 8.1では画面の見た目こそ大きく変わってはいないが、「スタート画面」周りの仕様変更など、細かな部分でのブラッシュアップが図られた。Windows 7/Vista/XPといった旧OS利用者にとっての新たな乗り換え候補となるだろうか? 詳しく見ていこう。
オフィシャル情報源をチェック!
それでは最初に、Windows 8.1の発売元であるマイクロソフト自身による各種情報源をチェックしていこう。まず入手方法についてだが、Windows 8をすでに利用中のユーザーは、8.1へ無料でアップデートできる。8.1単体を購入する場合の税抜参考価格は「Windows 8.1」が1万3800円、「Windows 8.1 Pro」が2万5800円。PC自作派向けのDSP版もある。
Microsoft Windows
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/
Windows製品全般の公式情報サイト。使い方やサポート関連情報も集約されている。ただ、どのOSでサイトを閲覧するかによって若干情報が変更されるようで、すでにWindows 8.1をインストールしたPCから「Windowsの購入」のページを開くと、「Windows 8.1 をインストールいただき、ありがとうございます」と表示されてしまう。OSの具体的な販売価格や、パッケージ形態を知りたい場合は、一般の通販サイトなどを覗いた方が早い。
インストール、アップグレード、ライセンス認証(Microsoft Windows)
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/install-upgrade-activate-help
上記Windows公式サイト内のいちコンテンツ。Windows 8.1の具体的なインストール方法が解説されている。Windows 8からのアップグレードインストールはかなり簡単で、Windowsストアから実行可能。対して、Windows 7からの場合は「アップグレード アシスタント」という別ソフトを使う。もちろん、新規(クリーン)インストールにも対応する。
使い方(Microsoft Windows)
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/how-to
こちらもWindows公式サイト内の情報。おもに操作方法、チュートリアルについて書かれている。なお、Windows 8.1では、ウェブメール「Outlook.com」(旧Hotmail)などへのサインインに使う「Microsoft アカウント」を流用することで、外部クラウド系サービスとのシームレスな連携が可能になる。
The Official Microsoft Japan Blog
http://blogs.technet.com/b/microsoft_japan_corporate_blog/
米Microsoftの日本法人である「日本マイクロソフト株式会社」による公式ブログ。基本的には報道関係者向けと位置付けられているが、Windowsに関する最新情報も時折掲載されているので、一般ユーザーでも見る価値があるだろう。
Blogging Windows
http://blogs.windows.com/windows/b/bloggingwindows/
英語ベースでのマイクロソフト公式ブログは数多くあるが、こちらはOSとしてのWindows全般について言及している。ページ右側のプルダウンメニューから日本語への機械翻訳も試せるので、活用したい。
Surface
http://www.microsoft.com/surface/ja-jp/
OS(ソフト)とハードウェアの一体提供を目指して開発された端末「Surface」シリーズ。10月25日には、Windows 8.1プリインストールの新モデルが日本国内でも販売される。従来のWindowsソフトが動作する「Surface 2 Pro」は9万9800円~17万9800円。Windows ストアアプリが動作する「Surface 2」は4万4800円~5万4800円。
Windows 8.1サポート情報集~PCメーカー編
Windows 8.1のリリースに合わせ、PCメーカー各社から新製品も登場している。とはいえ、旧OS搭載機を8.1へアップグレードすることも当然可能だ。その際に便利なサポート情報のサイトをまとめた。なお、新PCの話題は僚誌「PC Watch」でチェックを。
富士通 FMVサポート Windows 8.1 動作確認情報
http://azby.fmworld.net/support/win/8-1/
http://azby.fmworld.net/usage/closeup/20131016/
富士通では、Windows 8プリインストール状態で出荷したPCに対して、Windows 8.1へのアップグレード情報を提供中。機種別に「留意情報」があり、例えば「デスクトップ画面で、『あざやかウィンドウ表示』の範囲がずれます」など、非常に細かな動作確認を行っているので参考にしよう。Windows XPからの変更点をまとめたページも便利。
NEC 121ware.com Windows 8.1 サポートのご案内
http://121ware.com/win81-update/
NECでも、Windows 8.1アップグレード情報の提供対象機種となるのはWindows 8プリインストールPC、つまり2012年10月以降発売製品となる。なお、8.1へのアップグレード後に「再セットアップメディア」を作成するのはできないとのこと。注意しよう。
ソニー VAIO Windows 8.1情報
http://vcl.vaio.sony.co.jp/windows/8-1/
Windows 8プリインストールPCだけでなく、2011年1月以降に出荷され、なおかつWindows 8 Proへのアップグレードを済ませたPCについても、Windows 8.1アップグレード対象製品としている。8.1へのアップグレード前には「VAIO Update」の実行をお忘れなく。
レノボ Windows 8/8.1 アップグレード関連リンク集
http://support.lenovo.com/ja_JP/research/hints-or-tips/detail.page?AliasID=WIN8-INDEX
「ThinkPad」でおなじみのレノボ。Windows 8.1専門のサポートページを設けており、ドライバーなどをダウンロードできる。
東芝 dynabook.com Windows 8.1 アップデート情報
http://dynabook.com/assistpc/osup/windows81/
多くのPCメーカーと同様、Windows 8プリインストールPCのWindows 8.1アップグレードを正式サポートしている。「Windows 8.1 FAQ情報」のページは、他社製PCのユーザーでも参考になりそうだ。
パナソニック Windows 8.1 サポート評価情報(Windows 8からのアップデート)
http://askpc.panasonic.co.jp/r/windows/81/
ノートPC「レッツノート」シリーズ向けのサポート情報を提供中。対象機種となるのは、おもに2012年冬以降に発売されたモデル。クリーンインストール関連の作業手順に言及しているのも嬉しい。
エイサー Windows 8.1 アップデート
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/content/windows81-update
おもに「Aspire」のブランドでノートPCおよびデスクトップPCを展開しているエイサー。こちらのページでは、Windows 8.1アップグレード対象機種リストを公開中だ。クリーンインストールを実行するユーザー向けに、ドライバーの個別配布も行っている。
エプソンダイレクト Windows 8.1にアップデートする
http://www.epsondirect.co.jp/support/osupgrade/windows8_1.asp
「Endeavor」シリーズPCのWindows 8.1アップグレード情報を掲載する。個別機種のサポート状況は、ページ下部の「ドライバーとファームウェアの更新」「アプリの更新」を参照しよう。
マウスコンピューター 新しいWindows 8.1へのアップデート
http://www2.mouse-jp.co.jp/win81/upg/driver_install.asp
発売済みPCのWindows 8.1対応状況を公開中。一部製品で必要となる「ホットキードライバー」は11月上旬公開予定なので、場合によってはアップグレードを少し待ったほうが良さそうだ。
Windows 8.1サポート情報集~周辺機器&ソフトウェア編
Windowsの魅力は、なんといってもサードパーティ製周辺機器やソフトウェアの充実度。ただし、対応状況については、メーカー公式サイトなどでよくよくチェックしておいたほうが安心だ。
キヤノン 「Microsoft Windows 8(Windows 8.1含む)」への対応状況について
http://cweb.canon.jp/e-support/os/windows8.html
インクジェットプリンター「PIXUS」シリーズやデジタルカメラ各種の対応状況を公開中。プリンターについては、Windows 8のドライバーがWindows 8.1でも原則そのまま使えるという。
ブラザー Windows 8(Windows 8.1を含む)対応状況
http://solutions.brother.co.jp/support/os/windows8/
インクジェットおよびレーザー方式のプリンター各種について、対応状況を公開している。基本的にはWindows 8のドライバーがそのまま使う。なお、一部機種については、11~12月をめどに動作確認状況を発表する予定だ。
バッファロー 対応OS一覧 Windows 8.1
http://buffalo.jp/taiou/os/win81/
無線LAN機器、ネットワーク接続型ハードディスク(NAS)、マウスなどの動作状況を確認できる。本稿執筆時点のリストによると、製品添付ソフトウェアの互換性や、Internet Explorer 11の新搭載による影響がいくつかの機器で確認されている。
アイ・オー・データ機器 Windows 8.1対応製品リスト
http://www.iodata.jp/pio/os/win8_1/
ハードディスクや無線LAN機器の対応状況を確認可能。やはり製品添付ソフトウェアなどがWindows 8.1に対応しない場合が多いようだ。また、数年前にすでに生産終了となった地上デジタルチューナーなども、Windows 8.1非対応となっているケースがいくつかある。
エレコム Windows8.1対応製品検索
http://www2.elecom.co.jp/tables/os/win81/index.aspx
マウス、キーボード、無線LAN機器、インターフェイスボードなどの動作状況を掲載している。製品型番あるいはジャンルを指定して検索する。ただし、ビデオチャット用カメラなど、情報提供がまだ始まっていないジャンルも一部あるようだ。
ロジテック Windows 8.1対応情報
http://www.logitec.co.jp/ms/win8/windows81.html
エレコムのグループ企業であるロジテックでも、独自にWindows 8.1対応状況を公表中。無線LAN子機の一部モデルで接続速度が極端に遅かったり、ソフトウェアアクセスポイントモードが動作しない症状があるようなので、気になる方はチェックを。
プリンストンテクノロジー Windows 8.1対応表
http://www.princeton.co.jp/support/list/windows81/memory.html
PC内蔵用メモリや各種入出力機器などのメーカーであるプリンストンテクノロジー。USBメモリなどについては、基本的にOSに依存することなく使える。また、Bluetoothアダプターの一部モデルは、OS標準ドライバーで使えるケースがあるという。
ソニー 「Windows 8.1」を搭載したPCでのUSB充電についてのお知らせ
http://www.sony.jp/support/info/sinfo131011.html
USB機器は、PCI Expressなどの機器と比べればOS依存が低いと考えるのが普通だ。しかし、時にはこんなトラブルもある。Windows 8.1搭載PCにソニー製デジタル機器、例えばデジカメなどを接続したとき、まれに充電ができないのだという。とはいえ、これに対処するドライバーがWindows Update経由ですでに配布済み。対象者は忘れずに適用しておこう。
Atermシリーズ Windows 8.1/8サポート情報
http://121ware.com/product/atermstation/support/win8.1/
NEC製無線LANルーター「Aterm」シリーズのWindows 8.1対応状況をまとめている。現行製品はほぼすべて動作するが、USB接続型の無線LAN子機「WL900U」はIEEE 802.11ac対応の比較的新しい製品ながら、Windows 8.1には未対応とのことなので注意しよう。
ピクセラ Windows 8.1対応についてのお知らせ
http://www.pixela.co.jp/support/os/windows81.html
自社製のテレビ/ビデオキャプチャー製品についての対応状況を公表。アップデートソフトなどもリリースしている。テレビ視聴用ソフト「StationTV Link」では映像と音声の同期ずれが確認されており、検証中という。
ワコム タブレット製品のWindows 8.1対応状況について
http://tablet.wacom.co.jp/what/detail/detail_support.html?nno=791
イラストレーター御用達のペンタブレットでおなじみ。Windows 8.1への対応については現在検証を進めており、10月23日の段階ではアップグレードを控えるよう、呼びかけている。
AMD Graphics Drivers and Software
http://support.amd.com/ja-jp/download
グラフィックカード「RADEON」シリーズ用のドライバーがダウンロードできる。さすがにPCの中でも基幹的な部品ということもあって、Windows 8.1対応版がすでにリリース済み。
NVIDIA ドライバダウンロード
http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
「GeForce」シリーズのグラフィックカード用ドライバーをダウンロードできる。Windows 8.1対応版をすでに公開しており、いまのところ「331.58」が最新バージョンにあたる。
トレンドマイクロ ウイルスバスターの Windows 8.1 への対応状況について
http://esupport.trendmicro.com/solution/ja-jp/1097972.aspx
近年のPC事情を鑑みれば、セキュリティソフトの導入はもはや必須だ。代表的なソフトである「ウイルスバスター クラウド」では、「Ver. 6.0」以降でWindows 8.1に正式対応した。
マカフィー・個人向け製品 Windows 8.1サポート情報
http://service.mcafee.com/FAQDocument.aspx?lc=1041&id=TS101929
マカフィーのセキュリティ製品はWindows 8.1対応を実施済み。「マカフィー セキュリティセンター」のバージョン12.8以降で利用できるという。なお、Windows 8.1搭載PCへ新規にセキュリティ製品をインストールする場合は、パッケージに「2014」の表題が付いたものを使ってほしいという。
カスペルスキー インターネット セキュリティ
http://support.kaspersky.co.jp/kis2013
http://www.kaspersky.co.jp/news?id=207585862
カスペルスキーのセキュリティ製品は、いまのところ「2013」版が最新だが、Windows 8.1にも対応。具体的にはビルド番号「13.0.1.4190(i)」以降にアップデートした状態で動作する。
ジャストシステム製品のWindows 8.1/8 対応状況
http://www.justsystems.com/jp/os/win8/
日本語入力システムとして根強い人気を誇る「ATOK」シリーズ。こちらのWindows 8.1サポート状況リストによると、「ATOK 2011」から「ATOK 2013」までが正式対応。「ATOK 2010」以前の製品は動作保証外となるようだ。
アドビ Windows 8.1のOS互換性とFAQ
http://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/global/windows-8-1-compatability.html
アドビの調べによれば、「Adobe Creative Cloud」「Adobe Creative Suite 6」をWindows 8.1環境で実行する場合の不具合は特に見つかっていない。一方、「Photoshop Elements」などの製品動作については未言及。
デジオン Windows 8.1対応について
http://www.digion.com/pc/support/win8_1.htm
DTCP-IP対応のテレビ番組視聴用ソフト「DiXiM Digital TV」や、番組ダビング用ソフト「DiXiM BD Burner」の動作状況を公開している。旧OSからWindows 8.1へアップグレードする場合、一部ソフトウェアを再インストールする必要がある。
弥生製品のOS対応状況について
http://www.yayoi-kk.co.jp/products/spec/os_support.html
「弥生」のブランドで企業会計ソフトや青色申告サポートソフトを発売するメーカー。最新版である「14」シリーズはもちろん、その前年版である「13」もほぼすべてWindows 8.1で動作する。
互換性センター(Microsoft Windows)
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/compatibility/CompatCenter/Home?Language=ja-JP
Windows公式サイト内にある周辺機器およびソフトウェア互換性情報データベース。発売元やマイクロソフトが正式に認定した動作状況に加え、一般ユーザーコミュニティからの投票結果なども踏まえ、情報提供しているという。