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NTTタウンページ、「防災タウンページ」アプリを無償提供

 NTTタウンページ株式会社は7日、職業別電話帳「タウンページ」の別冊として発行している東京23区版「防災タウンページ」のAndroid/iOS版アプリの提供を発表した。

 防災タウンページは、防災関連情報を集めたタウンページの別冊として2015年より発行されている冊子。全国各地のPDF版が防災タウンページのウェブサイトで配布されているが、今回スマートフォンアプリとして提供されるのは、冊子の東京23区版の内容をベースにしたもの。

 アプリには、防災施設やハザード情報を地図上に表示でき、現在地やルート検索も可能な「避難マップ」、持ち出し品や備蓄品などの一覧を表示でき、消費期限をアラームで知らせる「これだけリスト」、携帯電話事業者により異なる災害時伝言サービスを一覧にまとめた「伝言サービス」、災害発生時に安否確認をしたい相手の連絡先を電話帳から登録できる「連絡先」、連絡先に登録した相手と安否メッセージや位置情報をやり取りできる「安否確認」、災害リスクの把握や地震ハザードカルテ診断などが行える「いろいろ防災」の各メニューが用意されている。

 アプリの対象エリアは、東京23区南西エリアとなる大田、品川、渋谷、新宿、杉並、世田谷、中央、千代田、中野、港、目黒の各区。タウンページが発行される10月には東京23区北東エリアである、足立、北、墨田、台東、江戸川、豊島、板橋、江東、葛飾、文京、荒川、練馬に対象が拡大される予定。