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iOSアプリの利用率増加ランキング、日本では「Yahoo!天気」が1位、「ゆれくるコール」などの防災アプリもトップ10入り

 App Annie Japan株式会社は9日、iOSダウンロード数上位の日本・米国・英国におけるアプリ利用状況の調査結果を発表した。

 世界全体におけるアプリの総利用時間は、2014年第1四半期からの2年間で2倍以上の伸び。なお、2016年第1四半期では「App Store」は「Google Play」の2倍近い収益を上げていた。

 4月の月間アクティブユーザー数(MAU)ランキングでトップ10入りしたアプリは、SNSやコミュニケーンアプリが大半。「Facebook」「Facebook Messenger」「Instagram」が3カ国でランクインしているが、日本は「LINE」が1位にランクイン。

 小売プラットフォームのアプリも上位に入っており、「Amazon」は米国、日本で9位、「eBay」は英国で9位になっている。

 MAUランキングではコミュニケーションアプリが大半を占めた一方、2015年4月~2016年4月における利用率増加ランキングでは多様なカテゴリーが上位に入っている。

 米国、英国では「Fitbit」といったウェアラブル端末向けアプリや配車サービス「Uber」がランクイン。

 日本では「Yahoo!天気」「Instagram」「Google Maps」が1~3位に入ったほか、「Yahoo!防災速報」「ゆれくるコール」といった防災アプリや、クーポンアプリ「ガスト」がランクインするなど、地域の特色が出ている。

日本は10本中7本が国内パブリッシャーのアプリ。特にYahoo!JAPANのアプリが多い傾向