「Kindle」エントリーモデルが薄型軽量化

　アマゾンジャパン合同会社（Amazon.co.jp）は、電子書籍専用端末「Kindle」のエントリーモデル「Kindle」をリニューアルし、薄型・軽量化を図った新型モデルの予約を開始した。7月20日より出荷の予定。価格は、最も安いAmazonのキャンペーン広告入りモデルが8980円（税込）。プライム会員向けには4000円引きのクーポンも配布している。

　新型Kindleの本体サイズは160×115×9.1mm（縦×横×厚さ）、重量161g。従来モデルから、縦9mm、横4mm、厚さ1.1mm、重量30gの小型軽量化がなされた。画面は6インチ・167ppiのE Inkのまま変更されていないため、額縁が狭くなった格好で、やや丸みを帯びた形状となった。

　本体メモリは512MBへと倍増されたが、コンテンツを保存できる内蔵ストレージの容量は4GBのままとなる。また、バッテリー持続時間も変わっていない。本体色はブラックとホワイトの2色。

　このほか、これまでは上位モデルのみに搭載されていたBluetoothを新たに搭載。視覚障碍者向けの音声読み上げ機能「VoiceView」をアダプタなしで利用できる。

【お詫びと訂正 6月24日 17:10】
　記事初出時、Bluetooth機能を搭載としていましたが、米国版Kindleのみで利用できるもので、国内版では利用ができません。お詫びして訂正します。

　また、2月のアップデートより提供が開始されているホーム画面のカスタマイズ機能に加え、数週間以内に配布予定のソフトウェアアップデートで、メモや書籍のハイライトをメールで送信できる「メモのエクスポート」も利用可能。