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アイ・オー、写真管理に特化したスマホ向けNASの新製品「ポケドラPhoto」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、スマートフォンユーザー向けのNAS製品「ポケドラPhoto」を7月下旬に発売する。価格(税別)は、500GBモデルが1万3100円、1TBモデルが1万6500円、2TBモデルが2万5500円。ポケドラCloudと同筐体を採用し、2.5インチHDDを内蔵する後継製品。名称を変更し、写真に特化したAndroid/iOSアプリ「なすカメ」を利用可能なのが特徴。

 なすカメは、通常のカメラアプリの機能を一通り備えるほか、撮影した画像や動画を、同一ネットワーク内にあるポケドラPhotoへ自動で保存する機能を備える。

 複数台のスマートフォンで撮影した画像・動画を自動でNASに保存すると、ほかのスマートフォンで撮影された画像を即座に閲覧することも可能。ユーザー管理機能により、写真を共有するユーザーを設定することもできる。

 また、ほかのカメラアプリで撮影した画像や、アルバムアプリの画像、カメラロール内の画像をポケドラPhotoへ手動でアップロードすることも可能だ。

 スマートフォンからは、「RemoteLink Files」アプリを利用してQRコードを読み込むだけで、設置したNASへのアクセスが可能になる。NASの設定もPCレスで行えるため、簡単に利用を開始できる点も特徴。

 「RemoteLinkPCSync」によるPCフォルダーの自動同期や、スマートフォンアプリ「CDレコ」との連携機能、スマートフォンアプリ「RemoteLink Files」によるスマートフォンから宅内・宅外を問わないNASへのアクセス、「RemoteLink CloudSync」による宅内・宅外を問わないポケドラ同士の自動同期、DLNAによる画像や動画の共有といった、ポケドラCloudに搭載していた各機能も引き続き搭載している。DTCP-IPには非対応となる。

 本体は三角柱のような形状で、1000BASE-T LAN×1を背面に装備する。サイズは85×79×130mm、重量は130g。