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ジェイムズ・P・ホーガンのSF小説「星を継ぐもの」オーディオブック化、FeBeで配信開始

 株式会社東京創元社と株式会社オトバンクは26日、オーディオブック配信サービス「FeBe」で、SF小説「星を継ぐもの」オーディオブック版の配信を開始した。価格は1296円(税込)、収録時間は9時間56分。

 同作品は、作家ジェイムズ・P・ホーガンのデビュー作として1977年に刊行されたSF小説で、代表作の1つでもある。国内では、翻訳版が1981年に第12回星雲賞海外長編部門賞を受賞、2013年に東京創元社が行った読者によるSFベスト投票でも総得票数で第1位となり、2011年にはマンガ化もされている。現在は「創元SF文庫」に収録されており、刊行から37年間で97刷を記録しているベストセラー。

 朗読は、俳優としてはドラマ「3年B組金八先生」の乾先生役、「半沢直樹」の岸川慎吾役、声優としては「クレヨンしんちゃん」の園長先生役、「宇宙戦艦ヤマト2199」のハイドム・ギムレー・古代剛役、映画吹き替えではヒュー・グラント、コリン・ファースを担当する森田順平氏が務めている。

 今後は「星を継ぐもの」と同じ「巨人たちの星」シリーズの作品である「ガニメデの優しい巨人」が12月に、「巨人たちの星」が2017年4月に配信される予定。