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ソラコム、IoTデバイスからのデータをクラウドに収集・蓄積できる「SORACOM Harvest」

 株式会社ソラコムは30日、IoT通信プラットフォーム「SORACOM」において、IoTデバイスからのデータ収集・蓄積を支援する新サービス「SORACOM Harvest」の提供を開始した。料金はSIM1枚あたり1日5円となるが、アカウント開設から12カ月間は、1アカウントに付きSIM1枚分の利用が無料となる。

 SORACOM Harvestは、IoTデバイス向けのデータ通信SIM「SORACOM Air」を通じ、センサーや位置情報などのデータをクラウド上に40日間蓄積できるサービス。保存データには、受信時刻やSIMのIDが自動的に付与される。データ送信プロトコルは、HTTP、TCP、UDPに対応する。

 SORACOMのユーザーコンソールからHarvestの利用設定を行えば、データをグラフ化して閲覧したり、APIを通じて取得できるほか、SORACOMが提供する「Beam」「Funnel」「Canal」の各サービスにより、ほかのクラウドやストレージにデータを移行することも可能。

 料金には、1日2000回までのデータ書き込みが含まれ、これを超えた場合は1リクエストあたり0.004円が課金される。なお、1分ごとにデータを送信した場合で1日あたり1440回となる。