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宅内用のWiMAX 2+対応無線LANルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」、auから発売

 KDDI株式会社と沖縄セルラー株式会社は、華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)が開発したWiMAX 2+対応の据え置き型無線LANルーター「Speed Wi-Fi HOME L01」を、auの2017年春モデルとして2月中旬に発売する。

 Speed Wi-Fi HOME L01は、宅内のインターネット固定回線の置き換え用途向けに提供される無線LANルーター。WAN側回線は、WiMAX 2+の4×4MIMOとキャリアアグリゲーション通信に対応し、最大通信速度は下り440Mbps/上り30Mbpsを実現している。4G LTEにも対応しており、2GHz帯に加えて800MHz帯を用いるキャリアアグリゲーション通信により最大225Mbpsの通信が可能。

 無線LANルーターとしては、IEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応。2.4GHz帯と5GHz帯の同時利用が可能で、それぞれ20台ずつ、最大40台までの同時接続に対応する。NFC搭載スマートフォンでは、本体にかざすだけでSSIDやパスワードを入力せずにアクセスポイントに接続できるほか、QRコードでの接続、WPSにも対応する。また、ギガビット対応の有線LANポート×2も備える。

 筐体は円筒形で、本体サイズは約93×180mm(直径×高さ)、重量は約493g。就寝時などに利用できるLED消灯モードも搭載する。

 本体価格は2万8080円だが、毎月割が1770円×24回(総額2万8080円)となるため、実質負担額は0円で提供される(価格はいずれも税込)。料金プランは、WiMAX 2+接続時の容量制限がない「WiMAX 2+ フラット for DATA EX」(月額4880円)、または1カ月の通信量上限が7GBとなる「WiMAX 2+ フラット for DATA」(月額4196円)を利用可能。

 いずれも加入から25カ月間は毎月500円を割り引く「WiMAX 2+おトク割」の対象。また、auスマートフォンやauケータイ向けパケット定額サービスとのセット割引「auスマートバリュー mine」の対象機種でもある。

 なお、4G LTE通信の利用には、1カ月の通信量上限が7GBに設定されているオプションの「ハイスピードプラスエリアモード」(月額1005円)への加入が必要。