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JavaScriptのプログラミングに特化した子ども向け超小型PC「IchigoLatte」販売開始
2017年1月23日 15:38
株式会社ナチュラルスタイルは、子ども向けプログラミング専用PC「IchigoLatte」の販売を1月20日に開始した。価格（税別）は一部ハンダ付けが必要なハーフキット版が2000円、組立完成版が2200円。
IchigoLatteは、テレビ、キーボード、電源につなぐことで、JavaScript（ECMAScript）によるプログラミングが可能。同社独自のコマンドラインインターフェース「lash」を採用しており、数個のコマンドとその組み合わせを打ち込むだけで簡単に操作できるとしている。
JavaScriptでのプログラミングに特化しており、主にオリジナルのゲーム作りに最適だとしている。作成したプログラムは、子ども向けプログラム投稿サイト「Kidspod;」に投稿して共有も可能。IchigoLatte本体を持っていないユーザーでも、Kidspodで提供されている「LattePlayer」を使うことでウェブブラウザー上でプログラムを動かすことができる。
CPUはLPC1114（Cortex-M0 48MHz）、メモリ容量は4KB、内蔵フラッシュメモリは32KB（ユーザー使用可能領域2KB）。インターフェースは、コンポジットビデオ出力端子×1、キーボード用USB端子×1、汎用出力ポート×6、汎用入力ポート×、シリアル通信ポート×1、I2C×1、LED×1、ボタン×1。電源はmicroUSB端子を採用。プリント基板には自由に電子回路を組めるスペース「Latteキャンバス」も備えており、IoT機器の製作も可能としている。
汎用入出力ポートやシリアル通信ポートを備えるため、例えば、接続したロボットを制御したり、湿度・温度センサーからデータを取得してプログラムで処理するといったことができる。
