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AkamaiへのIPv6コンテンツリクエスト比率、ベルギーが47%でトップ
2017年3月9日 16:16
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は9日、2016年第4四半期の「インターネットの現状」レポートを発表した。
Akamai Intelligent Platformへ接続しているユニークIPv4アドレス数は、2016年第4四半期は8億685万2455。2015年第4四半期から0.4%減少した。国別では米国が1億4144万8899でトップ、2位が中国で1億1991万2960、3位がブラジルで4726万590。日本は4位で4610万1064だった。
アカマイへのコンテンツリクエストに占めるIPv6の割合を見ると、ベルギーが47%でトップ。前四半期から20%増加した。2位はギリシャで同22%増の30%、3位はスイスで同28%増の27%となった。また、6位のトリニダード・トバゴは、22%ながら、前四半期からの増加率が143%と大きかった。
コンテンツリクエストにIPv6が占める割合が高いネットワークプロバイダーを見ると、米国のVerizon Wirelessが81%の高率で、T-Mobileも77%と高い。3位はインドReliance Jio Infocomm Ltdが72%。国別上位のベルギーでは、TELENETが65%で4位。日本ではKDDIが42%となっている。
このほかレポートでは、IPv4でのインターネット接続速度、インターネットの大規模障害などの統計情報と、これらへの考察が記載されている。