はてな、ユーザーのブログ記事をネイティブ広告にする広告メニューを正式提供

　株式会社はてなは9日、ユーザーが「はてなブログ」に投稿した記事とネイティブ広告を組み合わせた「ユーザーコンテンツ活用型ネイティブ広告」の販売を開始すると発表した。

　Netflixのオリジナルドラマ「火花」で2016年7月に実施したキャンペーンを正式メニュー化したもの。「火花」ではコンテンツのお題に沿ってユーザーが書いた記事をNetflixとはてなが選定し、「はてなブックマーク」のネイティブ広告枠に掲載していた。

　ユーザーは、キャンペーンごとのお題ページや、「週刊はてなブログ」での告知エントリー、記事編集画面に表示される「お知らせ」などから記事を投稿して参加できる。記事編集画面には、キャンペーンへの参加に必要なお題キーワードや、スポンサー企業のプロモーションとなるバナーやリンクが挿入される。

　はてなでは「ユーザーのリアルな感想や熱量の高い声を集め、記事を通じた商材のPRが可能になる」としている。なお、投稿した記事はスポンサー企業の関連コンテンツなどへの転載・翻案など二次利用を行う場合があるとしている。