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アイ・オー、IPv6 IPoE対応の11ac無線LANルーター「WN-AX1167GR/V6」、360度の電波強度を最適化した「360コネクト」搭載機

「WN-AX1167GR/V6」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、フレッツ光/コラボ光のIPv6 IPoE接続に対応した無線LANルーター「WN-AX1167GR/V6」を4月下旬に発売する。想定売価は8980円(税別)。IPv6接続の対応ISP(2017年3月現在)は、BIGLOBE「v6プラス」、IIJmioひかり「IPoEオプション」、インターリンク「ZOOT NATIVE」。IPv6ネットワーク上でIPv4インターネット接続を可能とする「IPv4 over IPv6」も利用できる。なお、既存製品の「WN-AX1167GR」も、ファームアップデートでIPv6に対応するという。

 無線LANはIEEE 802.11ac/n/a/g/bに対応しており、最大通信速度は5GHz帯で867Mbps(11ac使用時)、2.4GHz帯で300Mbps(11n使用時)。ルーターの上下・左右・前後の360度全方向に電波を放出するF型アンテナと、最大通信距離を延ばすパワーアンプを併用した独自の「360コネクト」技術を採用しているのも特徴。延長方向への電波強度が弱く、電波上の死角が発生しやすい一般的な外付けアンテナに比べてムラなく電波を飛ばすことができるとしている。5GHz帯/2.4GHz帯にそれぞれ送受信アンテナを2本内蔵するほか、ビームフォーミング機能にも対応する。

 また、880MHz駆動のデュアルコアCPUを採用しており、同時通信における高負荷な処理にも安定した通信を実現する。

F型アンテナで全方向に電波を放出

 有線インターフェースは、ギガビット対応のWAN×1ポート、LAN×4ポート。本体サイズは約100×156×150mm(幅×高さ×奥行)、重さは約270g。

 このほか、5年間無料で利用できる「ネットフィルタリング」機能や、特定機器の通信可能時間を設定できる「ペアレンタルコントロール」機能に対応。更新時は別途ライセンス料を支払う必要がある。

本体背面