アイ・オー、360度の電波強度を最適化したIEEE 802.11ac対応無線LANルーター「WN-AX2033GR」

　アイ・オー・データ株式会社は、360度全方向への電波強度を最適化したIEEE 802.11ac/n/a/g/b対応の無線LANルーター「WN-AX2033GR」を11月下旬に発売する。価格は1万3100円（税別）。

　延長方向への電波強度が低く、電波上の死角が発生する一般的なアンテナとは異なり、上下・左右・奥行き360度の全方向に電波が放出されるよう最適化された4本の板状逆F型アンテナ（PIFA）を採用した上で、最大通信距離を高める高性能パワーアンプを併用した独自の「360コネクト」技術を搭載しているのが特徴。

　最大4台の端末との同時通信が可能な4×4の「MU-MIMO」や、無線LAN子機が非対応の場合でも安定した通信を実現する「ビームフォーミングW」を搭載する。通信速度は、IEEE 802.11ac接続時は最大1733Mbps、IEEE 802.11n接続時は最大300Mbps（5/2.4Ghz帯）となり、デュアルバンドに対応する。

　ギガビットLANとWi-Fiでの同時通信時における高負荷な処理が可能な880MHz駆動のデュアルコアCPUを採用している。本体サイズは約180×120×180mm（幅×奥行×高さ）、重さは約410g。有線ポートはギガビット対応のLAN×4ポート、WAN×1ポート。縦置きと横置きが可能な円形スタンドも付属する。

　このほか、5年間無料で利用可能な「ネットフィルタリング」、スマートフォンやタブレットとの接続設定がQRコードを読み取るだけで行える「QRコネクト」にも対応。MACアドレスごとに設定可能な「ペアレンタルコントロール」、同社製の無線LANルーターの設定をボタン1つでコピーできる「Wi-Fi設定コピー機能」の各機能を備える。