ニュース

最大866Mbpsで8900円、2×2 11ac無線LANルーターのエントリーモデル、バッファローが5月発売

「WSR-1166DHP3-WH」

 株式会社バッファローは、IEEE 802.11ac/n/a/g/b規格に対応したデュアルバンド無線LANルーター「WSR-1166DHP3」シリーズを5月上旬に発売する。価格は8900円(税別)。本体カラーがブラックの「WSR-1166DHP3-BK」とホワイトの「WSR-1166DHP3-WH」をラインアップする。

 2×2のMIMO通信に対応した11ac無線LANルーターのエントリーモデルの位置付け。無線LANの最大通信速度(規格値)は、5GHz帯で866Mbps(11ac使用時)、2.4Gz帯で300Mbps(11n使用時)。5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用が可能だ。iPhone 6/6 Plusなどの対応子機端末では、室内を移動する端末を自動追尾して通信速度・安定性を向上させる「ビームフォーミング」に対応。また、株式会社NTTぷららの映像配信サービス「ひかりTV 4K」の動作確認済み製品となっている。

 無線LANのセットアップは、AOSS/WPSなどに対応するほか、スマートフォン/タブレットアプリ「QRsetup」を使えばインターネット初期設定も含めてPC不要で行える。来訪者の端末から家庭内ネットワークへの接続は許可せずにインターネット接続だけを行えるようにするゲストポート機能も装備。また、動作モードを切り替えることにより、無線LANルーターとしての利用のほか、無線LAN中継機や無線LAN子機としても使用することが可能だ。

 このほか、デジタルアーツ株式会社が提供するウェブフィルタリングサービス「i-フィルター」にも対応しており、接続している子機から有害サイトへのアクセスをブロックできる。無料で60日間試用でき、継続利用するには1年3000円、2年5400円、3年7200円(いずれも税別)。

 有線ポートはギガビット対応のLAN×4ポート、WAN×1ポート。本体サイズは36.5×160×160mm(幅×高さ×奥行、突起物を除く)、重さは約317g。設置は、縦置き・横置きのほか、壁掛けも可能。