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JR西日本、列車個別の走行位置情報を提供開始、4月28日始発よりウェブサイトで

 西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、「JR西日本列車運行情報」のウェブサイトで、列車個別の走行位置情報を確認できるサービスを京阪神エリアの17線区を対象に、4月28日の始発列車より提供する。

 JR西日本列車運行情報では、従来から列車の遅れに関する情報を提供しているが、28日の始発列車より、PCやスマートフォンのウェブブラウザーで走行中の列車の現在位置、遅れの分数を確認可能になる。

 画面上には、列車が行き先の路線に応じて色分けされて表示され、個別の列車を選ぶと、その詳細情報を表示できる。導入される線区と区間は以下の通り。


    北陸線・琵琶湖線:近江塩津~京都
    JR京都線:京都~大阪
    JR神戸線・山陽線:大阪~上郡
    赤穂線:相生~播州赤穂
    湖西線:近江塩津~京都
    おおさか東線:放出~久宝寺
    JR宝塚線:大阪~新三田
    JR東西線:京橋~尼崎
    学研都市線:木津~京橋
    大阪環状線:大阪~天王寺~大阪
    JRゆめ咲線:西九条~桜島
    大和路線:JR難波~加茂
    阪和線・羽衣線:天王寺~和歌山、鳳~東羽衣
    関西空港線:日根野~関西空港

 なお、JR西日本では、設定した路線で15分以上の列車の遅れが発生した際にプッシュ通知を行うAndroid/iOS向けアプリ「JR西日本 列車運行情報 プッシュ通知アプリ」も提供しているが、現時点ではアプリにおける走行中列車の現在位置情報の提供については発表文の中では触れられていない。