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httpsやDNSの仕組みを解説するマンガ小冊子、JPRSが中高向けに配布

 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)は、インターネットの仕組みやドメイン名の役割をマンガ形式で解説する小冊子「ポン太のネットの大冒険~楽しくわかるインターネットのしくみ~」を全国の中学校・高校・高等専門学校を対象に無償配布する。

 インターネットの仕組みを学べるマンガ小冊子の配布は、5月15日から6月15日まで毎年実施している「情報通信月間」の一環で、今回が8年目。「https」に関する解説を追加するなどのリニューアルが行われている。

 教材の配布については、希望する教育機関からの申し込みを専用ウェブサイトで6月30日まで受け付ける。また、PDF版もあわせて無償提供が開始されている。

 冊子の配布についてJPRSでは、日々の生活に欠かせないツールであるインターネットについて、若年層から正しい知識を身に付けてもらうことが目的としている。これまでの配布実績は20万冊を超えており、中学校「技術科」の情報分野や、高校の教科「情報」での教材、インターネット関連の部活動での配布などが行われている。冊子の内容は下記の通り。

  • インターネットの住所を表す「ドメイン名」
  • ドメイン名とIPアドレスの関係性
  • ドメイン名からIPアドレスを特定する「DNS」(ドメインネームシステム)の仕組みと役割
  • ドメイン名の種類や違い
  • URLに付いている「http」と「https」の意味と違い